低周波治療器

低周波治療器のパッドは代用できる?互換品の実態と粘着力を復活させる正しい手入れ法

低周波治療器パッドの代用品の実態と正しいケア方法を説明するインフォグラフィック
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低周波治療器を使っていると、避けて通れないのがパッドの消耗問題です。

「また粘着力が落ちてきた」「純正品を買うたびに出費がかさむ」そう感じて、もっと安い代用品を探した経験がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ネット上でよく話題になる代用品(互換パッド・超音波ゼリー)の実態と口コミ、そして代用品に頼る前に試してほしい正しいお手入れで粘着力を復活させる方法をまとめています。

ご注意: 低周波治療器は薬機法上の管理医療機器です。パッドの使用方法や交換については、必ずお使いの機器のメーカー指定の方法に従ってください。体調に不安がある方や疾患をお持ちの方は、事前に医師へご相談ください。

代用品として検討されやすい2つのアイテム

白いデスクの上に置かれたひょうたん型の低周波治療器用パッドと、超音波検査用ゼリーのチューブ

低周波治療器の純正パッドの代わりに使えないかと検討されやすいのが、主に「互換性パッド(非純正品)」と「超音波検査用ゼリー」の2つです。

ここでは、それぞれの実態を正直にお伝えします。

①互換性パッド(非純正品)

Amazonや楽天などのECサイトには、各メーカーの低周波治療器に対応をうたう「互換性パッド」が多数販売されています。

価格が純正品の半額以下になることもあり、コスト面での魅力は確かにあります。

メリット:純正品に比べて価格が安い

デメリット:粘着力が純正品と全く異なり、数回の使用で交換が必要になるなど劣化が早い傾向がある

もし、低周波治療器の互換性パッドを選ぶ際は、まず自分が使っている本体に対応するパッドの型番の確認をしておきましょう。

②超音波検査用ゼリー(ジェル)

粘着力が落ちてきたパッドに「超音波検査用の水溶性ゼリー」を塗って密着度を上げる、という情報がSNSや掲示板で広まっているようです。

メリット:ドラッグストアやネットで手軽に入手できる

デメリット:粘着力そのものが回復するわけではなく、ゼリーで一時的に密着させているだけに過ぎない

そもそも超音波検査用ゼリーは、超音波検査時に探触子と皮膚の間の音波伝達を助けるための業務用製品です。

低周波治療器のパッド用に開発されたものではなく、メーカーが推奨する使い方でもありません。 肌トラブルや機器への影響が心配な場合は、手を出さないほうが無難です。

代用品より先に試してほしい!正しいお手入れで粘着力を復活させる方法

蛇口から滴る水滴で低周波治療器パッドの粘着面を優しく洗う様子

「もう捨てるしかないかな」と思っているパッドでも、正しいお手入れで粘着力が戻るケースは少なくありません。

ここでは、メーカーも推奨している方法を、手順ごとに紹介します。

①指の腹で優しく水洗いする

パッドの粘着力が低下する最大の原因は、皮脂・汗・ほこりがゲルの表面に蓄積することです。

そのため、水で表面の汚れを落とすだけで、パッドの粘着力が戻ることがあります。

正しい洗い方の手順
  1. 水を数滴たらし、粘着面を指の腹で円を描くようにやさしくなでる
  2. 水をさっと流して、ゲル面に残った水分をそっとふき取る
  3. 粘着面を上にして、完全に自然乾燥させる(ドライヤー不可)

スポンジや歯ブラシ、洗剤の使用はパッドのゲルを傷める原因になるため、絶対に使わないでください。

なお、オムロン製品の場合、水洗いの目安は「30回使用につき1回」程度で、水洗いできる回数の上限は約10回(使用約300回分)とされています。

参照:オムロン ヘルスケア | パッドのお手入れ方法

②冷蔵庫の冷蔵室で一晩保管する

パッドのゲル面がべたついてきたり、端から少し浮いてきたりしたら、冷蔵庫の「冷蔵室」で一晩保管してみてください。 適度な乾燥環境で保管することで、粘着力が戻る場合があります

この場合、ひとつだけ注意点があります。「野菜室」は湿度が高く保たれているため、絶対に入れないでください。

野菜室に入れてしまうと、むしろゲルの状態が悪化する可能性があるので注意しましょう。

③使用前の「肌ケア」を習慣にする

パッドを長持ちさせる最も効果的な方法は、貼る前の肌を清潔にしておくことです。これだけで、パッドの寿命がかなり変わります。

  • 使用前にシャワーや入浴をすませる
  • 難しい場合は、濡れタオルや蒸しタオルで貼る部位の皮脂・汗を拭き取る

肌の上に残った皮脂や汗がパッドのゲルに移ることが、劣化を早める最大の要因です。特に、夏場や運動後の使用は要注意です。

これは交換のサイン!正しいタイミングで新しいパッドへ

清潔な状態を保った低周波治療器用電極パッドの表面のクローズアップ

低周波治療器のパッドは消耗品です。

どれだけ丁寧にお手入れしていても、以下の状態になったら迷わずパッド交換のタイミングと考えてください。

①水洗いしても粘着力が戻らなくなった

水洗いを繰り返しすぎると、今度はゲル自体が流れ落ちてしまいます。

10回以上水洗いしていたり、洗っても効果を感じなくなってきたりしたら、ゲルの寿命と考えましょう。

②ゲル面が乾燥してカサカサしてきた

ゲルが本来の柔らかさを失い、肌への密着が悪くなった状態では、電気が均一に伝わらず本来の性能が十分に発揮されない可能性があります。

それだけでなく、局所的な刺激や肌トラブルのリスクも高まることも。そのため、新しいパッドへ買い替えてください。

③使用中に強いかゆみや赤みが出た

肌トラブルのサインが出た場合は、すぐに使用をやめてください

もし、症状が続く場合は皮膚科医にご相談ください。

EMS用途でのパッド選びについて

ここまでは、主に低周波治療器(医療機器)のパッドについてお伝えしてきました。

一方で、筋トレや体のケアを目的としたEMS機器(家庭用美容・健康機器)については、また別の話になります。

EMS機器専用のパッドは、低周波治療器の医療用パッドとは用途・規格が異なります。医療目的での使用は想定されておらず、純正パッドとの互換性もありません

 EMS用のパッドをお探しの方は、用途・機器の種類を必ず確認した上で選ぶようにしましょう。

補足: EMS機器向けの交換パッドをお探しの場合は、ビリログの関連記事も参考にしてみてください。

まとめ:代用品を使用する前に、まずは正しいお手入れから

低周波治療器のパッドについて、ネット上では互換性パッドや超音波ゼリーなどの代用品に関する情報も見受けられます。

しかし、代用品を使用する前に、パッドを長持ちさせる近道となるシンプルな3つの習慣も覚えておくとよいでしょう。

  • 使う前に肌を拭いて清潔にする
  • 汚れたら指の腹で優しく水洗いする
  • 使わないときは適切な場所で保管する

そして、寿命のサインが出たら無理に延命しようとせず、新しいパッドへ交換することが、機器を安全に、そして本来の目的通りに使い続けるために推奨される方法です。

低周波治療器は直接肌に触れ、電気を流す医療機器です。

パッドの品質は、機器の適切な動作や、使用時の肌トラブル防止に深く関わります。ケチりすぎず、正しい知識で付き合っていくことが大切です。

参考文献・参照URL

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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