低周波治療器

パッド交換不要の低周波治療器はある?パッド式以外の選択肢と注意点

パッド交換の負担を減らす3つの選択肢(ロングライフパッド・高周波ループ・互換パッド)を示したイメージ
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この記事は、低周波治療器のパッド交換代を減らしたくて、パッドを使わない機種を探している人向けの記事です。

純正パッドは1組2枚入で3000円前後の機種が多く、通常タイプは約30回の使用で交換の目安を迎えます。

週3回使えば1年間で5組ほど、15000円近くになる計算です。ただし、パッド交換が一切要らない家庭用低周波治療器は今のところ販売されていません

この記事では、パッド交換の負担を減らす3つの選び方を紹介します。それぞれの狙いは次のとおりです。

  • 1つ目は、パッドを水洗いで約300回まで使えるロングライフパッド対応の低周波治療器
  • 2つ目は、貼付シートを使わないパナソニックのコリコランループEW-RA520(首にかける装着型の家庭用高周波治療器)
  • 3つ目は、いまの機種を使い続けたまま互換パッドで単価を下げる方法

加えて、コードレス機種を「パッド交換不要」と勘違いしないための確認点まで示します。

パッド交換不要の低周波治療器はあるの?

家庭用低周波治療器のうち、パッド交換が一切要らない機種は今のところ販売されていません。

パッドは肌に電気を通すための消耗品で、粘着面が使うたびに汚れて剥がれやすくなるからです。

ただし、パッド交換の手間と費用を大きく減らす方向で選ぶことはできます。

低周波治療器のパッドを減らす方法は大きく3つです。

  • パッドが水洗いで長く使えるロングライフパッド対応の低周波治療器を選ぶ
  • 粘着パッドをまったく使わない高周波治療器のパナソニック コリコランループEW-RA520へ切り替える
  • 今の機種を残したまま、純正パッドと互換パッドを組み合わせて単価を下げる

順に対象機種と実際の交換頻度を見ていきましょう。

パッドの交換頻度と年間コストを先に確かめる

低周波治療器のパッド寿命と年間コストを紙に書き出して確認するイメージ

「パッド交換不要の機種はどれか」を探すより先に、いま自分がパッドに何にいくら払っているかを書き出すと、選び方が絞れます。

オムロンの純正パッドは1組2枚入で3000円前後の機種が多く、通常タイプの粘着パッドは約30回の使用が交換の目安です。

項目目安
純正パッド1組(2枚入)3000円前後
通常タイプの交換目安約30回の使用で1組
週3回・1年間の交換費用約5組・15000円ほど

使用頻度が高い人ほど、パッドの選び方が本体選び以上に効いてきます。年間の交換費用がどこまでなら続けられるかを先に決めておくと、次に紹介する3つの選択肢のどれが自分に合うかが見えてきます。

まず本体を買い替える前に、自宅の機種のパッド寿命と年間コストを紙に書き出してください。

選択肢1:ロングライフパッド付きの低周波治療器を選ぶ

ロングライフパッドを流水で水洗いして乾かす手入れのイメージ

パッド交換の負担を減らす1つ目の方向は、ロングライフパッド付きの機種を選ぶことです。オムロンのロングライフパッド(HV-LLPADシリーズ)は、水洗いすることで約300回繰り返し使える設計です。

通常タイプの粘着パッドが約30回で交換になるのと比べると、単純計算で約10倍長持ちします。

オムロンのロングライフパッドは水洗いで約300回使える

オムロンのロングライフパッドは、粘着面が汚れて貼りつきにくくなったときに、少量の流水で数秒あらう手入れが前提です。目安は使用30回程度に1回で、水洗い自体は10回程度まで繰り返せる仕様です。

通常タイプの粘着パッドは水洗いすると使えなくなる機種もあるので、必ずお手持ちの低周波治療器の取扱説明書で「水洗い可」の表示を確かめてから使ってください。

ロングライフパッド対応の機種は、オムロン公式の機能比較表を確認してください。据え置きタイプと充電式コードレスタイプの両方に対応モデルがあるため、自宅で使う環境に合わせて絞り込みやすくなります。

これから買い替えるなら、対応表でロングライフパッド対応を確かめておくと、消耗品の年間コストを大きく抑えられます。

オムロンのロングライフパッドを長持ちさせる手入れ

同じロングライフパッドでも、扱い方で寿命は変わります。粘着面を指で強くこすらず、流水で汚れを浮かせるだけにすると、水洗いできる回数を上限に近いところまで使えます。

乾かすときは付属のクリアケースに戻し、直射日光と暖房の風を避けてください。

粘着が戻らないと感じたら、洗いすぎか経年劣化のサインなので、無理に使わず新しい1組へ切り替えると肌トラブルを防げます。

選択肢2:パッドを使わない高周波治療器を選ぶ

首にかけるループ型の高周波治療器を装着しながらデスクワークするイメージ

パッド交換の負担を減らす2つ目の方向は、粘着パッドをまったく使わない高周波治療器へ切り替えることです。

代表的な機種が、パナソニックのコリコランループEW-RA520(首にかける装着型の家庭用高周波治療器)です。管理医療機器として認証されており、使用目的は肩の凝りの改善とされています。

パナソニック コリコランループEW-RA520の仕組み

コリコランループEW-RA520は、シリコンゴム素材のループ状本体を首にかけて使う家庭用の高周波治療器です。粘着シートや貼付シートは使いません

直接肌に触れる面が汚れたときはサッと拭くだけで済みます。マグネット式のワンタッチ着脱で装着できます。

スイッチ操作はなく、装着している間に肩まわりへ高周波刺激を送る設計です。慣らし期間は本体の連続使用を3時間以内から始め、使用時間を徐々に延ばす手順が取扱説明書に示されています。

コリコランループEW-RA520の連続使用は最大3時間までが上限とされているため、初めて使う日は必ず短めの時間から始めてください。

コリコランループが向く人・向かない人

粘着パッドの貼り替えが面倒だと感じている人、家事や仕事をしながら肩に装着したい人には、コリコランループEW-RA520が向きます。

一方で、腰、太もも、ふくらはぎなど、首以外の広い範囲を狙って刺激したい人には合いません。

コリコランループEW-RA520の使用目的は肩の凝りの改善に限られています。パッドを貼る位置を自分で選べる低周波治療器とは前提が違うからです。

「肩以外にも使いたい」「刺激の強さを段階で細かく選びたい」場合は、パッド対応の低周波治療器のほうが選択肢の幅は広くなります。

選択肢3:純正パッドと互換パッドを組み合わせて維持費を下げる

パッド交換の負担を減らす3つ目の方向は、いまの機種を買い替えずに、純正パッドと互換パッドを組み合わせて単価を下げる方法です。

純正パッドを水洗いで最後まで使い切ってから、対応する互換パッドへ切り替えると、1組あたりの費用が半分以下になる例もあります。

特にオムロンのエレパルス系は互換品が多く、粘着ゲルの厚みや端子形状さえ合えば同じ本体で使えます。

互換パッドを選ぶ前に、次の3点を必ず確かめてください。

  • 本体の型番と互換パッドの対応表が一致しているか
  • 端子形状(ピンかスナップか)が本体側と同じか
  • パッドの寸法が本体側の推奨サイズと合っているか

この3点を外すと、通電しない、剥がれる、刺激が偏るといった不具合が出るので、購入ボタンを押す前に必ず商品ページで確かめてください。

オムロン低周波治療器向けの互換パッドブランドであるRYNEXT+(リネクストプラス)は、純正パッドを使い切ったあとの選択肢になります。

ロングライフパッド、温熱パッド、3D大型パッド、患部集中パッドなど、純正の系統ごとに対応する互換パッドがそろっています。

お持ちの機種の型番と端子形状を確かめたうえで、RYNEXT+の互換パッド一覧から合うものを選べます。

コードレスの低周波治療器は「パッド交換不要」ではない

パッド交換不要を探していると、コードレス機種が候補に挙がりやすいですが、「本体がコードレス」と「パッドが交換不要」は別の話です。

オムロンのコードレス低周波治療器であるHV-F601T1(本体とパッドが一体化した充電式の装着タイプ)を例に見ていきます。

コードレスパッドも約30回で交換になる

付属のコードレスパッド(HV-WPAD)は、約30回の使用が交換の目安とされています

手入れは水で湿らせた柔らかい布で拭き、粘着面に水分を与えすぎると粘着力が弱くなります。本体側のバッテリーや通信部品と一体化した構造のため、単価も通常の粘着パッドより高めです。

利便性重視かパッド寿命重視かで選び分ける

優先度別に整理すると、次のような選び分けが可能です。

優先度向く機種事前に確認する点
コードレスの利便性コードレスタイプの機種パッドの交換周期と1回あたりのコスト
パッドの寿命ロングライフパッド対応の据え置きタイプ対応表とロングライフパッド対応の表示

「コードレスだから交換もないだろう」と思い込んで買うと、想定外の消耗品費が発生します。買う前に必ずコードレスパッドの交換目安と価格を商品ページで確かめてください。

パッド交換の負担を減らす低周波治療器を選ぶ3つの確認点

パッド交換の手間と費用を最小にできる機器を選ぶときに、購入前に確かめてほしい点が3つあります。

  • 使いたい部位に合うか:肩だけでよいなら装着式の高周波治療器、腰や太ももにも貼りたい場合は貼付式の低周波治療器を選ぶ
  • 消耗品の年間コストを見積もる:週の使用回数×52週で年間の交換組数を計算し、本体価格と合算して比べると判断が早い
  • 管理医療機器として認められている使い方かどうか:家庭用電気治療器は医療機器認証番号を持ち、目的外の使い方はしない

低周波治療器の基本的な選び方は、関連記事の低周波治療器の基礎知識低周波治療器のおすすめと選び方を合わせて読むと役立ちます。

症状やメーカーで候補を絞りやすくなるので、購入前に一度目を通してから商品ページへ進んでください。

よくある質問

Q. パッドが完全に不要な家庭用の低周波治療器はありますか

A. 家庭用の低周波治療器は肌へ電気を流すためにパッドが必要な仕組みのため、パッドが完全に不要な機種は現時点で流通していません

パッドを一切使わずに首の凝りへアプローチしたい場合は、高周波治療器のコリコランループEW-RA520のような装着型が選択肢になります。

Q. ロングライフパッドは本当に約300回まで使えますか

A. オムロンのロングライフパッドは、粘着面を使用30回程度ごとに水洗いする仕様です。水洗い自体は10回程度まで繰り返せるため、単純計算でロングライフパッドは約300回まで使える設計となっています。

粘着面を強くこすったり、洗剤で洗ったりすると寿命は短くなります。

Q. 互換パッドを買っても大丈夫ですか

A. 本体の型番と互換パッドの対応表・端子形状・パッド寸法の3点が合っていれば、家庭で使える互換パッドは選べます。

対応表に載っていない機種で無理に使うと、通電不良や皮膚トラブルにつながる場合があるので避けてください。

まとめ

パッド交換が一切要らない家庭用低周波治療器は今のところありませんが、交換の手間と費用は大きく減らせます。要点は次のとおりです。

  • 完全な「パッド交換不要」の低周波治療器は流通していない。近い性能を選ぶ方向で考える
  • オムロンのロングライフパッド対応機種を選ぶと、パッドを水洗いで約300回まで使えて、通常タイプの約10倍長持ちする設計になる
  • 粘着シートを使わないパナソニック コリコランループEW-RA520は、肩の凝り専用だが装着するだけで済む
  • コードレス低周波治療器は「本体のコードがない」だけで、コードレスパッドは約30回で交換になる
  • 買い替え不要なら、純正で水洗い上限まで使い切ってから互換パッドで単価を下げる方法もある

パッドの交換代を減らす目的は、続けやすさを上げて、肩や腰のケアを日常に組み込むことにあります。いま使っている低周波治療器のパッド寿命と年間コストを一度書き出してください。

そのうえで自分の低周波治療器の使い方に合うものを選びましょう。

選択肢は以下の3つです。

  • ロングライフパッド対応の買い替え
  • コリコランループへの切り替え
  • 互換パッドでの単価引き下げ

読み終えた時点で「次にどの商品ページを開けばよいか」まで決められる状態を目指してください。

参考情報

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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