低周波治療器

エレパルスHV-F128とHV-F129の違いはコース数と表示部、迷ったときの選び方

木目のテーブルに並んだ大きさの違う2台の手のひらサイズの低周波治療器本体と、コードでつながった白い四角いジェルパッド
トモ

オムロンの低周波治療器のエレパルスには、型番が近いHV-F128(12の自動コースを持つ機種)とHV-F129(3部位に絞った小型の機種)があります。

あなたは2機種の販売ページを見比べて、どこが違ってどちらを買えばよいのか迷ったことはありませんか?

この記事では、自動コースの数・こだわりモード・表示部・大きさ・共通点の順に、2機種の違いを整理します。根拠はオムロン公式の仕様と取扱説明書です。

読み終えるころには、肩や腰のどこにどう貼りたいかを手がかりに、2機種のどちらが合うのかを決められます。

HV-F128とHV-F129の違いを一覧表で比べる

先に結論を言うと、HV-F128とHV-F129の違いは自動コースの数とこだわりモードの種類、それに表示部の有無です。

本体の大きさと重さも違いますが、パッドや電池、強さの段階、自動オフの時間は共通しています。HV-F129にも痛み向けの1200Hz(ヘルツ)ボタンはありますが、本体で腰を選んだときだけ働きます。

項目HV-F128HV-F129
部位別コース6種類(肩・関節・腕・足裏・ふくらはぎ・腰)3種類(腰・肩・足裏)
もみ方コース4種類(たたく・もむ・おす・さする)3種類(おす・たたく・もむ)
症状別コースじっくり(コリ)・すっきり(痛み)なし(腰モードで1200Hzボタン)
こだわりモードハイパー・ソフト・くり返し・ポイント&ワイド・バランス調節ソフト・くり返し
表示部大型表示ありなし(ボタンの点滅で確認)
強さ調節10段階10段階
重さ・寸法約155g・幅60×高さ199×奥行き21mm約100g・幅55×高さ130×奥行き21mm
電源と付属パッド単4形乾電池2個・ロングライフパッド1組2枚単4形乾電池2個・ロングライフパッド1組2枚

表のとおり、HV-F128は貼る部位ともみ方の選択肢が多く、HV-F129はよく使う3部位に絞った構成です。

2機種の違いが出るのは自動コースの数と、こだわりモードの種類

HV-F128の12の自動コースは、部位ボタンの6種類ともみ方ボタンの4種類に、症状別のじっくり・すっきりを足した数です。

HV-F129の自動コースは部位別モードの3種類ともみ方選択モードの3種類で、症状別のじっくり・すっきりに当たるコースはありません。

刺激の感じ方を変えるこだわりモードも、HV-F128は5つ、HV-F129はソフトとくり返しの2つです。

貼る場所を日によって変えたり、刺激の出方を細かく変えたりしたい場合は、HV-F128の選択肢の多さが生きます。

2機種に共通するのは強さ10段階、約15分の自動オフ、ロングライフパッド

強さの調節はどちらも1〜10の10段階で、治療を始めてから約15分たつと自動的に電源が切れる点も同じです。

付属するパッドも同じロングライフパッド(HV-LLPAD)で、単4形乾電池2個で動く点や、電池寿命が約3か月という目安も共通しています。

つまり2機種の選び分けでパッドの交換代や電池の持ちを気にする必要はなく、比べるのはコースと操作のしやすさだけで済みます。

HV-F128は12の自動コースと5つのこだわりモードで刺激を細かく選べる

肩にジェルパッドを貼ったまま、画面付きの低周波治療器本体のボタンを親指で押している手元

HV-F128は、肩や腰など貼った部位を選ぶだけで刺激の組み合わせが決まる機種で、慣れてきたら好みの刺激に寄せる調節もできます。

自動コースの内訳と、こだわりモードの使いどころを順に見ていきましょう。

HV-F128は部位ボタン6コースともみ方ボタン4コースに、症状別のじっくり・すっきりが加わる

HV-F128の12の自動コースは、次の4つのボタンに分かれています。

  • 部位ボタン:肩・関節・腕・足裏・ふくらはぎ・腰の6コース。貼った場所に合う刺激が自動で組まれる
  • もみ方ボタン:たたく・もむ・おす・さするの4コース。その日の好みで刺激の質を変えられる
  • じっくりボタン:コリ専用。15分間、組み合わせの違う刺激を続けて慣れを防ぐ
  • すっきりボタン:痛み専用。高い周波数の刺激で急な痛みに向く

急に腰や関節が痛んだ日はすっきり、肩のこりが続く日はじっくり、と使い分けられるのがHV-F128の強みです。

貼る部位を選ぶボタンが6つあるので、家族で肩と腰と足裏を分けて使う家庭でも、毎回同じ手順で始められます。

HV-F128の5つのこだわりモードの使いどころ(ハイパー・ソフト・くり返し・ポイント&ワイド・バランス調節)

こだわりモードは自動コースと組み合わせて使う切り替えで、HV-F128には次の5つがあります。

  • ハイパーモード:治療中の強さがゆるやかに上がり、しっかりほぐす。数秒間押し続けると働き、電池の減りは早い
  • ソフトモード:ぴりぴり感の少ないソフトな刺激に変える
  • くり返しモード:好みの刺激をくり返す
  • ポイント&ワイドモード:肩こりなど一点を集中的にもみほぐすポイントと、腰など広い範囲をほぐすワイドを選ぶ
  • バランス調節(赤&白):赤か白の導子コード側を重点的に刺激する

ぴりぴりした刺激が苦手ならソフトモード、左右でこりの強さが違うならバランス調節と、体の状態に合わせて足していけます。

ハイパーモードは強い刺激なので、いきなり使わず、弱い強さで試してから足してください。

HV-F129は腰・肩・足裏の3部位と3つのもみ方に絞った小型の機種

手のひらに載せた画面のない小型の低周波治療器本体と、机に置かれた白い四角いジェルパッド2枚

HV-F129は、よく使う部位ともみ方だけを残して本体を小さくした機種です。

操作は電源ダイヤルとボタンだけで、覚えることが少ないぶん、家族に渡してもすぐに使い始められます。

HV-F129の部位別モードは腰・肩・足裏、もみ方はおす・たたく・もむの3種類

HV-F129の部位別モードは腰・肩・足裏の3種類で、選んだ部位に合うプログラムが自動で流れます。

もみ方選択モードはおす・たたく・もむの3種類があり、HV-F128にある「さする」はありません。

肩と腰を中心に使う予定なら、この3部位で足ります。反対に腕やふくらはぎに貼りたい場合は、部位ボタンにその場所があるHV-F128を選んだほうが迷いません。

HV-F129の1200Hzボタンは腰モードのときだけ働き、表示部はボタンの点滅で確かめる

HV-F129にも痛みをすばやくやわらげるとされる高い周波数の1200Hzボタンはありますが、押せるのは部位別モードで腰を選んだときだけです。

もみ方選択モードでは1200Hzボタンは使えないので、腰以外の痛みに高い周波数を当てたいならHV-F128のすっきりボタンが向きます。

表示部については、HV-F128が治療内容を大型表示で見せるのに対し、HV-F129は選んだボタンの点滅で状態を知らせます。

残り時間や周波数の目安を画面で確かめながら使いたい人には、表示部のあるHV-F128のほうが安心です。

2機種の低周波治療器に共通する使い方と、買う前に確かめておきたいこと

洗面台で低周波治療器のジェルパッドの粘着面を少量の流水で軽く洗っている手元

HV-F128とHV-F129は、パッドの扱いや1回の使用時間、使ってはいけない場面が同じです。

どちらを買っても守る点と、買う前に手元の情報で確かめておける点をまとめます。

低周波治療器の使用時間は1か所1回10〜15分、1日1〜2回が目安

HV-F128の取扱説明書にもHV-F129の取扱説明書にも、治療の目安は1か所1回10〜15分、1日1〜2回と書かれています。強さは心地よさを目安にします。

1か所に30分以上続けて使わないでください。筋肉が疲れて、かえって体調を崩す恐れがあります。

どちらの機種も約15分たつと自動的に電源が切れるので、時間を計り忘れても使いすぎを防げる仕組みです。

電池の持ちの目安はどちらも約3か月で、HV-F128でハイパーモードを毎日使うと約2か月に縮みます。

2機種のパッドはどちらもロングライフパッドで、水洗いは30回に1回が目安

付属するロングライフパッドは、粘着面が汚れて貼りつきにくくなったら水洗いで粘着力を回復させられます。

水洗いはご使用30回程度に1回を目安に、10回程度まで行えます。それを超えて粘着面がいたんだら交換の時期です。

オムロン低周波治療器向けの互換パッドを扱う通販サイトであるRYNEXT+にも、ロングライフパッド系統の対応品があります。RYNEXT+は取扱先の一例であり、当サイト(ビリログ)とは別サイトです。

RYNEXT+の互換パッド一覧を見ると、対応をうたう型番と入数を確かめられます。パッドの交換時期や洗い方の詳しい手順は、オムロンのパッドの交換時期をまとめた記事にまとめています。

医師に相談してから使う人と、パッドを貼ってはいけない部位は2機種で同じ

取扱説明書の安全上の注意も2機種で共通で、次に挙げる人(一部を抜粋)は低周波治療器を使う前に医師へ相談してください。

  • 医師の治療を受けている人や、体に異常を感じている人
  • 心臓や脳神経に異常のある人、血圧に異常のある人
  • 妊娠している人、出産直後の人
  • 糖尿病の人、皮膚の感覚が鈍い人や皮膚に異常のある人

取扱説明書には18項目が並んでいるので、持病や服薬がある人は購入前に一覧を読んでおくと安心です。

心臓の近く、首から上、口の中や皮膚に病気のある部分には、どちらの機種でもパッドを貼れません。左右の足裏に同時に貼ることも避けてください。

低周波治療器を使っている途中で肌に赤みやかゆみが出たら、すぐに本体の電源を切って使用を中止し、医師に相談してください。

HV-F128とHV-F129のどちらを選ぶかは、貼る部位の数と操作の好みで決める

2機種の違いを、向いている人の条件に置き換えると次のようになります。

HV-F128が向いている人は、部位や刺激を細かく選びたい人

  • 肩だけでなく腕やふくらはぎ、関節にもパッドを貼りたい
  • コリの日と痛みの日で、じっくりとすっきりを使い分けたい
  • ぴりぴり感を抑えるソフトモードや、左右の強さを変えるバランス調節を使いたい
  • 残り時間や周波数の目安を表示部で確かめたい

貼る場所や刺激の質を自分で選び分けたい人ほど、HV-F128の12コースと5つのこだわりモードが役立ちます。

HV-F129が向いている人は、腰・肩・足裏だけをシンプルに使いたい人

  • パッドを貼る場所は腰・肩・足裏でほぼ決まっている
  • ボタンが少なく、覚えることの少ない機種を家族に渡したい
  • 約100gと軽く幅55mmの本体を、かばんや引き出しに収めたい

パッドを貼る場所が決まっていて操作を単純にしたい人には、HV-F129の小ささと分かりやすさが向きます。

他の機種も含めて選び直したいときは、オムロンの低周波治療器を機種で比較した記事で、温熱の有無や電源方式から候補を絞れます。

よくある質問

HV-F128とHV-F129について、購入前によく出る疑問をまとめました。

Q. HV-F128とHV-F129のパッドは共通ですか

A. どちらもロングライフパッド(HV-LLPAD)を使うので、替えのパッドは共通です。

ただし付属の導子コードはHV-F128がKタイプ、HV-F129がAタイプと別々なので、コードを買い足すときは自分の機種用を選んでください。

Q. HV-F129に「じっくり」「すっきり」のコースはありますか

A. ありません。症状別のじっくり・すっきりはHV-F128だけのコースで、HV-F129では腰モードのときに1200Hzボタンを足す形になります。

Q. 電池はどちらも同じですか

A. どちらも単4形乾電池2個で動き、電池の持ちの目安は約3か月です。

HV-F128でハイパーモードを毎日使うと約2か月に縮むので、予備の電池を1組用意しておくと切れたときに困りません。

Q. 首や顔にもパッドを貼れますか

A. 貼れません。首から上や心臓の近くは、どちらの機種でも使用しない部位です。

肩こりには、背骨を中心に肩こりのある部位へパッドを左右対称に貼るのが、取扱説明書で示された貼り方です。

まとめ

HV-F128とHV-F129の違いを、選ぶときに見る順に並べ直します。

  • 自動コースの数:HV-F128は部位6・もみ方4に症状別2を足した12コース、HV-F129は部位3・もみ方3
  • こだわりモード:HV-F128は5つ、HV-F129はソフトとくり返しの2つ
  • 表示部:HV-F128は大型表示あり、HV-F129はボタンの点滅で確認
  • 大きさと重さ:HV-F128は約155g、HV-F129は約100gで幅55mm
  • 共通点:強さ10段階、約15分の自動オフ、ロングライフパッド、単4形乾電池2個

腕やふくらはぎにも貼りたい人やコリと痛みでコースを切り替えたい人はHV-F128、腰・肩・足裏に絞って軽く小さい本体がよい人はHV-F129が合います。

どちらを選んでも1回10〜15分・1日1〜2回の目安と貼ってはいけない部位は同じなので、迷ったら貼る部位の数と操作の好みで決めてください。

HV-F128の商品ページとHV-F129の商品ページで自動コースの一覧を見比べ、自分が貼りたい部位がボタンにあるほうを選びましょう。

参考情報

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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