低周波治療器

オムロンの低周波治療器を機種で比較する。部位・場所・パッドから候補を絞る

jun

オムロンの低周波治療器は現行だけで8機種あり、温熱の有無・電源方式・パッドの系統・本体の重さがそれぞれ違います。

値段や見た目から選ぼうとすると迷いやすく、届いてから「肩には大きすぎた」「電池がすぐ切れた」という後悔につながりがちです。

この記事では、使う部位・使う場所・パッドの好みの3軸で候補を2〜3機種まで絞る手順を整理しました。8機種の仕様を1枚の表で比べ、買ったあとに続くパッド代の見方まで確認できます。

オムロンの低周波治療器を比べるときに決める3つのこと

オムロンの低周波治療器を比べるときに、いきなり値段や見た目から入ると迷います。先に決めるのは、使う部位・使う場所・パッドの好みの3つです。

この3つが決まれば、8機種の候補が2〜3機種まで自然に減ります。

使う部位を先に決める

低周波治療器を使いたい部位を紙に書き出してください。肩と腰の広い範囲を一度に刺激したいのか、ふくらはぎや腕など細い部位に貼りたいのかで、選ぶ機種のパッドの大きさが変わります。

肩と腰を同時に狙う人は大型パッドを備えた機種、ふくらはぎや前腕に集中させたい人は小型パッドを備えた機種が向く傾向です。

使う場所を決める

低周波治療器を使う場所も機種選びに直接効きます。自宅のリビングで椅子に座って毎日使うのか、寝室で横になって使うのか、外出先でも使いたいのか。

この低周波治療器の使い方で、電源方式と本体の重さが決まります。

低周波治療器の電源方式は次の3つです。どれを選ぶかで、置き場所と持ち出しやすさに違いが出ます。

  • 家庭のコンセントに直接つないで使う据え置き向けの電源タイプ
  • 乾電池を入れて本体を持ち出せる電池式タイプ
  • 内蔵の充電池で本体をコードレスに使える充電式タイプ

使う場所を先に決めておくと、この3つのどれが合うかは自然に絞れます。

据え置きで毎日使うならコンセントにつなぐ方式、外出先でも使うなら電池式か充電式が候補です。

パッドの好みを決める

低周波治療器のパッドは、ほとんどの機種で交換式です。大きい粘着シートを2枚だけ使う方式もあれば、片側に電極を3つ並べた3D大型タイプ、集中用と大型を使い分ける方式もあります。

パッドが大きいほど貼るのは楽です。ただし洗って繰り返し使うタイプでも300回程度で寿命が来るため、続けて買うことも前提に決めます。

現行の主要機種を1枚の表で見比べる

オムロンの公式比較表から、いま買える主要機種の要点を整理しました。

比べる項目は、機種名・温熱の有無・電源・コース数・強度段階・重量です。数値は公式比較表の表示をそのまま写しています。

表に登場するのは温熱付き3機種と温熱なし5機種の合計8機種で、それぞれ次のような位置づけです。

  • 【HV-F5500】卓上型で大型ヒーターサポーターを備えた温熱機
  • 【HV-F1200-J】電池式で持ち運びできる温熱機
  • 【HV-F313】充電式で軽量な温熱機
  • 【HV-F230】電池式でロングライフパッドを標準搭載した入門機
  • 【HV-F140】電池式でシンプル操作の入門機
  • 【HV-F030】電池式で100グラムの最軽量機
  • 【HV-F013-JC】電池式コードレス
  • 【HV-F601T1】充電式コードレスでアプリ操作型

次の表で、6項目の仕様を横並びで比べます。

機種名温熱電源重量コース/強度
HV-F5500ありコンセント電源1200g19種類/30段階
HV-F1200-Jあり電池(単3×4)480g7種類/20段階
HV-F313あり充電式220g6種類/20段階
HV-F230なし電池(単4×2)155g6種類/20段階
HV-F140なし電池式155g6種類/10段階
HV-F030なし電池式100g15段階
HV-F013-JCなし電池式コードレス75gロングライフ搭載
HV-F601T1なし充電式コードレス42gアプリ操作

この差を軸に、4つのグループへ整理します。

卓上タイプで温熱もあるのはHV-F5500

卓上タイプの温熱低周波治療器はHV-F5500(据え置き型・大型ヒーターサポーター付属の温熱機)です。本体は1200グラムあり、コンセントから電源を取る設計になっています。

ヒーターサポーターに4枚のパッドを差し込み、肩・腰・背中を包み込むように温めます。19種類のコースと30段階の強度は現行の中で最も多く、慢性のこりを毎日ケアしたい人に向く仕様です。

携帯タイプで温熱もあるのはHV-F1200-JとHV-F313

温熱付きで持ち運べるタイプは、HV-F1200-J(3D大型パッド付属の携帯温熱型)とHV-F313(充電式で軽量の温熱型)の2機種です。

据え置きは重いけれど温熱はほしいという人は、この2機種から選んでください。次の2点を見比べると、広い範囲を狙うか軽さを取るかで決められます。

  • HV-F1200-J:3D大型パッド付属、本体480gの電池式で広範囲を狙う設計
  • HV-F313:粘着シート2枚を使う仕様、本体220gの充電式で軽量

HV-F1200-Jは3D大型パッドを2枚使い、片側に電極を3つ並べて広範囲を刺激します。付属する純正品は専用のHV-3DPAD(片側3電極の大型タイプ、1組2枚入り)です。

HV-3DPADに対応するのはHV-F1200-Jと前モデルのHV-F1200だけで、他機種では使えません。

HV-F313は粘着シート2枚で使う仕様で、220グラムと軽く、電源は充電式です。

コードレスで小型に振ったのはHV-F601T1とHV-F013-JC

コードレスで本体をパッドに貼り付けるタイプは、HV-F601T1(充電式コードレス・アプリ操作型)とHV-F013-JC(電池式コードレス)の2機種です。

HV-F601T1は42グラムしかなく、スマホ専用アプリで低周波治療器を操作します。スポーツ後にふくらはぎや太ももに貼って動きながら使う想定です。

HV-F013-JCは75グラムで、ロングライフパッドを備え、コードのわずらわしさを避けたい人に向く仕様です。

電池式の定番はHV-F230とHV-F140

電池式の定番はHV-F230(電池式でロングライフパッド標準の入門機)とHV-F140(電池式でシンプル操作の入門機)です。

どちらも155グラム、ロングライフパッド2枚、単4電池2本で動きます。

違いは強度段階で、HV-F230は20段階、HV-F140は10段階です。刺激の細かな調整をしたい人はHV-F230、シンプル操作でよい人はHV-F140を選びます。

本体を小型化したHV-F030(電池式で100グラムの最軽量モデル)も選択肢です。手のひらサイズを最優先する人向けの位置づけになります。

低周波治療器は温熱と電源で使い方が変わる

温熱があるかどうかで、低周波治療器の使い方は大きく変わります。温熱付きは温めながら電気で刺激するため、冬場や慢性のこりに向く仕様です。

温熱なしは電気刺激だけを短時間かけるので、急な痛みや軽いこりに向きます。

電源方式の違いも、低周波治療器を使える場所を左右する要素です。ここではコンセントから取る方式・電池式・充電式の3種類を順に見ていきます。

温熱付き機種で肩と腰を包み込みたい人

温熱付きの機種はHV-F5500・HV-F1200-J・HV-F313の3機種です。冬にお風呂上がりでも冷えて肩がこる、朝起きたときに腰がこわばるという人はこの3機種から選びましょう。

据え置きで一番包み込むのはHV-F5500です。卓上を置きたくないなら電池式のHV-F1200-Jか充電式のHV-F313が選択肢に入ります。

温熱パッドの手入れや機種ごとの機能差はオムロンの温熱低周波治療器の選び方で詳しく説明しています。

温熱なし機種で電気刺激だけを短時間使いたい人

温熱なしの機種はHV-F230・HV-F140・HV-F030・HV-F013-JC・HV-F601T1の5機種です。

電気刺激だけを1回15〜30分かけて使う想定で、本体は小さく軽いモデルが多く設計されています。夏場は温熱がむしろ暑く感じるので、通年で使うなら温熱なし機種を選ぶ人もいます。

低周波治療器を1日に使ってよい合計時間の上限は、機種によって30分または60分と決められているので、取扱説明書で必ず確かめてください。

低周波治療器を使ってはいけない人や、パッドを貼らない部位は低周波治療器の基礎知識にまとめています。

コンセント電源のHV-F5500は据え置きで毎日使う人向け

据え置き用のコンセント電源で動くのはHV-F5500だけです。コンセントから直接電気を取るため電池切れの心配がなく、毎日30分低周波治療器を使う場合でも追加のコストが発生しません。

ただし本体1200グラムとヒーターサポーターを置く場所が必要で、リビングや寝室に定位置を作る前提になります。

電池式は災害時にも動き旅行にも持ち出せる

電池式で動くのは、HV-F1200-J・HV-F230・HV-F140・HV-F030・HV-F013-JCです。単3か単4の乾電池で動くため、停電時や旅行先でも使えます。

単4を2本使うHV-F230やHV-F140は、コンビニで電池を追加できる手軽さがあります。

充電式は本体が小さくコードレスに集中している

充電式で動くのは、HV-F313とHV-F601T1です。どちらもリチウムイオン電池を内蔵し、USB(機器の充電に使う汎用端子)で充電します。

HV-F601T1は42グラムと現行の最小クラスで、貼ったまま歩いたり家事をしたりできる設計です。

パッドの違いが体感と交換費用を分ける

パッドの違いは、使ったときの体感と買ったあとの毎月の出費を大きく分けます。

オムロンの現行機種はロングライフパッド・3D大型パッド・患部集中パッドの3系統に大きく分かれます。

ロングライフパッド搭載機は洗って繰り返し使える

ロングライフパッドを搭載しているのはHV-F230・HV-F140・HV-F013-JCなどです。粘着が落ちたら水で洗って戻せる仕様で、正しく使えば300回まで使えます

1組の交換用ロングライフパッドは1500円前後で、消耗の少ないタイプです。

3D大型パッド搭載機は広範囲を一度に刺激する

3D大型パッドを搭載しているのはHV-F1200-Jです。1枚のパッドに電極を3つ並べ、片側で6つの電極が動く構造で、肩や腰の広い範囲を一度に刺激します。

刺激の伝わる範囲は広めです。ただし専用パッドHV-3DPADは1組2枚で3300円前後と、ロングライフパッドより1枚あたりの単価が高めです。

患部集中パッド搭載機は狭い部位に刺激を集める

患部集中パッドを搭載しているのはHV-F5500です。大型2枚で広く電気を流しながら、集中2枚で痛みの強い部位にだけ電流を集める使い分けができます。

慢性の腰痛や五十肩のように、痛む部位がはっきりしている人に向く仕様です。

パッドの系統は「毎月いくらかかるか」と「どの範囲を刺激したいか」の両方に効いてきます。買う前に、続けて使うパッド代を1年分ざっと計算してから機種を決めてください。

用途別に候補を絞り込む

ここまでの整理を、読者の場面ごとに落とし込みます。悩みごとに候補は2機種以内に絞れます。

肩と腰を広く温めたい人はHV-F5500かHV-F1200-J

冬場の肩こりや慢性の腰痛を温めながらケアしたい人は、据え置きのHV-F5500か持ち運べるHV-F1200-Jのどちらかです。

定位置が作れるならHV-F5500、テレビの前や寝室で気軽に使うならHV-F1200-Jを選びます。

出張や旅行で使いたい人はHV-F230かHV-F013-JC

出張や旅行に持って行きたい人は、電池式で155グラムのHV-F230か、コードレスで75グラムのHV-F013-JCが候補です。

ホテルの部屋で座って使うならHV-F230、貼ったまま歩き回りたいならHV-F013-JCが向く配置です。

スポーツ後の脚をケアしたい人はHV-F601T1

ランニングや自転車のあと、ふくらはぎや太ももに貼って動きながら使いたい人はHV-F601T1です。42グラムの本体をパッドに直接付けるので、コードが引っかかりません。

スマホの専用アプリで強度や時間を変えられ、屋外でも使いやすい設計です。

買ったあとに続けてかかるパッド代の見方

低周波治療器は本体を買って終わりではありません。パッドは消耗品で、粘着が落ちたら交換します。

機種ごとにパッドの系統が違うため、1年間の合計金額で比べてから機種を決めると後悔が減ります。

パッド代の1年目安を系統別に比べる

オムロンの低周波治療器を1日1回15分使う場合の年間コスト目安を、パッドの系統別に並べました。

パッドの系統代表機種交換単価の目安年間コスト目安
ロングライフパッドHV-F230・HV-F140 など約1500円/組約1500〜3000円
3D大型パッドHV-F1200-J約3300円/組約6600円
患部集中パッドHV-F5500約1800円/組使用頻度による

本体の価格差だけで選ぶと、パッド代が積み上がって割高になることがあります。候補機種のパッドの系統を先に確かめておくと、年間の費用感が見通しやすくなります。

純正パッドが高いと感じたら洗って戻せるか試す

純正パッドの単価を高いと感じたときは、まず洗って戻せるかを確かめてから代替を検討する順番がおすすめです。

詳しい手順は低周波治療器の純正パッドが高いと感じたら、まず洗って戻るか試すにまとめました。

よくある質問

Q. 温熱付きと温熱なしはどちらを選べばよいですか

冬場や慢性のこりを温めながらケアしたい人は温熱付き、夏場や短時間の刺激だけがほしい人は温熱なしを選びます。

温熱付きはHV-F5500・HV-F1200-J・HV-F313の3機種です。通年で使うなら温熱なしを選ぶ人もいます。

Q. 電池式と充電式では毎月の費用が変わりますか

電池式は使うたびに乾電池を消費するため、毎日30分使う人は乾電池の追加費用が発生します。

充電式はUSBで充電するので電池代がかかりません。ただし長期使用でリチウムイオン電池は劣化するため、数年後の買い替え費用も見込んでください。

Q. パッドは純正と互換のどちらを選ぶべきですか

短期的には互換パッドが安く見えますが、粘着力や耐久が公式基準と違う場合があります。

本体保証との兼ね合いも含め、互換を検討する前にまず純正パッドを水洗いして戻るか試してから選び分けてください。

まとめ

オムロンの低周波治療器8機種は、温熱の有無・電源方式・パッドの系統の3点で使い方と毎月の費用が変わります。

いきなり値段や見た目から入らず、使う部位と場所を先に固めると候補が2〜3機種まで自然に絞れます。

  • 据え置きで肩・腰を包み込みたい人 → 温熱コンセント型HV-F5500
  • 持ち運びと温熱を両立したい人 → 電池式HV-F1200-Jか充電式HV-F313
  • コードレスで動きながら使いたい人 → 充電式HV-F601T1(42g)か電池式HV-F013-JC(75g)
  • 電気刺激だけをシンプルに使いたい人 → 入門機HV-F230HV-F140

候補が1〜2機種に絞れたら、取扱説明書を開いて低周波治療器の1日の使用時間の上限と使えない人・部位を確かめてください。確認してから購入すると、届いてからの後悔を防げます。

パッド代が気になる場合は、まずロングライフパッドを水で洗って粘着力が戻るか試し、それでも足りないときに代替を検討する順番がおすすめです。

参考情報

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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