低周波治療器のパッドはサイズで何が変わるか。部位別の選び方
低周波治療器のパッドは、貼る部位の広さでサイズを決めます。広い部位は大きく、狭い部位は小さく、が原則です。
そしてもうひとつ、サイズを変えたら強さの設定も見直してください。同じ数字でも面積が変わると感じ方が変わります。
この記事では、サイズの区分、感じ方が変わる理由、部位別の目安、選ぶときの軸、合わないときの対処を順にまとめます。
- この記事には、低周波治療器用のパッドを扱う通販サイトであるRYNEXT+の商品紹介が含まれます
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パッドのサイズは、小型・標準・大型の3つで考える

メーカーごとに細かい違いはありますが、小型、標準、大型の3つに整理すると分かりやすくなります。
| サイズ | 大きさの目安 | 得意な部位 | 刺激の感じ方 |
|---|---|---|---|
| 小型 | 縦5cm前後、横3〜4cm程度 | 足裏、指の付け根、関節の内側 | 狭い範囲に集まる |
| 標準 | 縦8〜10cm、横6〜7cm程度 | 肩、腰、太もも、お尻 | 面で均等に広がる |
| 大型 | 縦10cm以上、横8cm以上 | 背中、太もも全体、お尻全体 | 広く穏やかに散る |
小型は足裏や関節など、狭い場所を狙うためのサイズ
小型パッドは、標準より一回り小さく作られています。
足裏、指の付け根、手のひら、ひじの内側など、面積が狭い場所へ貼ることを想定した作りです。
メーカーによって、集中パッド、スポットパッドなどの名前で売られています。
同じ強さでも刺激が1点に集まるため、はじめは強さを抑えて試してください。くわしくは集中パッドの貼り方と選び方をまとめた記事で扱っています。
標準は本体に付属していることが多く、迷ったときの基準になる
標準サイズは、家庭用の低周波治療器へ最初から付いていることが多い大きさです。
オムロンのロングライフパッド(HV-LLPAD)は高さ98mm、幅64mm。縦10cm前後、横6〜7cm前後というのが家庭用の目安になります。
肩、腰、太もも、お尻など、ある程度の広さがある部位へ幅広く使えます。
最初の1組で迷ったら標準サイズ。使いながら足りないサイズを買い足すのが現実的です。
大型は背中や太もも全体を、一度に覆えるサイズ
大型パッドは、標準より縦横ともに一回り大きく作られています。
背中全体、お尻まわり、太もも全体といった広い範囲を一度にケアしたい方に向きます。
広い面へ刺激が散るため、ぴりぴり感が苦手な方とも相性がよいサイズ。
オムロンにも、大型電極パッド(HV-BIG-PAD)やジャンボパッド(HV-JPAD)が機種ごとにそろっています。
サイズで感じ方が変わるのは、面積で刺激が割られるから

サイズの違いは、貼れる場所が変わるだけではありません。理由は3つあります。
同じ設定でも、面積が小さいほど刺激は濃くなる
電気刺激は、パッドの面積で割られて肌に伝わります。
同じ強さの設定でも、面積が小さいほど1か所あたりの刺激が濃くなるということです。
標準でちょうどよい設定を小型で使うと強く感じ、大型に変えると物足りなく感じます。サイズを変えたら強さを1段階見直してください。
カバーできる範囲そのものが変わる
背中全体を1枚で覆える大型と、足裏の一点を狙う小型。効かせ方の考え方そのものが違います。
広くふんわりが大型、狭くはっきりが小型、その中間が標準。そう覚えておくと選びやすくなります。
大きいほど、丸みのある部位では端が浮きやすい
パッドが大きくなるほど、体の丸みに沿えず端が浮きやすくなります。
腰や背中のように平らに近い場所なら大型でも密着しますが、肩のカーブや太ももの側面では浮くことがあります。
逆に小型は丸みにも貼りやすい一方、広い部位では狙いを定めにくいところ。
サイズの違いは効く効かないではなく、効き方の向きが違うと考えると選び間違いが減ります。
部位別に見た、パッドサイズの目安

どこに何サイズを貼るかは、部位の広さと凹凸で決まります。
| 部位 | 合うサイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 肩、首まわり | 標準 | ある程度の広さがあり、小型では足りない |
| 腰、背中 | 標準〜大型 | 太い筋肉が縦に走り、広く覆うほうが満足しやすい |
| 太もも、ふくらはぎ | 標準〜大型 | 太い筋肉ほど広い面から刺激を入れる |
| ひざ、ひじ、足首 | 小型、または関節用の細長い形 | 凹凸が大きく、標準だと端が浮く |
| 足裏、指先、手のひら | 小型 | 広いパッドだと刺激が外へ逃げる |
肩は標準が基本。1点だけ硬いなら小型と組み合わせる
肩の上から肩甲骨の内側にかけての筋肉は広がっているため、小型では物足りないことが多くなります。
ただし肩甲骨の内側の1点だけが硬いなら、片方を標準、もう片方を小型にすると刺激が小型側へ集まる形。
肩こり全体のケアは、肩こりのセルフケアの順番をまとめた記事で扱っています。
腰と背中は、標準で挟んでから大型へ広げる
腰には、背骨に沿って姿勢を支える太い筋肉が走っています。
まずは標準サイズで左右のその筋肉を挟むように貼り、もっと広く効かせたいと感じたら大型へ移るのが順番です。
背中全体の張りには大型が向きます。肩甲骨の下から腰のすぐ上まで1枚で覆えるサイズだと、デスクワーク後のだるさに届きます。
関節と足裏は、標準だと端が浮くため小型を選ぶ
ひざ、ひじ、足首は凹凸が大きく、面積も限られています。標準サイズだと端が浮きやすい場所です。
関節の曲がりに沿えるよう、細長い形に作られた関節用のパッドもあります。
足裏や手のひらは小型一択。広いパッドを狭い場所へ貼ると、刺激が外周へ逃げてしまいます。
サイズを選ぶときの3つの軸

軸1:貼る部位の広さに合わせる
いちばん基本の軸です。狭い部位なら小型、標準的な広さなら標準、背中や太ももなら大型。
迷ったときは、貼りたい場所を指で軽く押さえてみてください。
手のひら全体で押さえたくなる広さなら標準から大型、指1〜2本で押さえる場所なら小型が合います。
軸2:刺激の感じ方の好みに合わせる
同じ部位でも、好みでサイズが変わります。
はっきり深く効かせたいなら小さめ、ふんわり広く効かせたいなら大きめを選ぶと感覚が近づきます。
腰なら、しっかりめが好きな方は標準、休ませたい日は大型という使い分けも可能。
軸3:機器との対応(ホックの径と推奨サイズ)を確かめる
サイズが合っていても、ホック(接続部)の規格が違うと取り付けられません。
ホックにはメーカーや機種ごとに複数の規格があり、本体コードとかみ合うものを選ぶ必要があります。
加えて、機器ごとに推奨されるパッドの大きさが決まっている場合もあります。
出力の小さい機種へ大型を使うと刺激が薄まりすぎることがあるため、取扱説明書の対応パッド一覧を確かめてください。

サイズが合わないと、浮きや刺激のむらが起きる

大きいほうが効きそう、小さいほうが扱いやすそう。感覚で選ぶと、あとで困ることがあります。
| 大きすぎる場合 | 小さすぎる場合 |
|---|---|
| 端が体の丸みに沿わず浮く | カバーできる範囲が狭く物足りない |
| 浮いた部分のゲルが乾いて傷む | 同じ設定でも刺激が強く、痛く感じる |
| 左右が近づきすぎて電流が肌を通らない | 狙いを外すと刺激が逃げる |
肩や首のように丸みが強い部位ほど、大きすぎるパッドの不都合が出やすいところです。
すでに買ったパッドが合わないときは、貼り方から見直す
- 大きすぎるなら、丸みの少ない部位(腰、太もも、お尻)へ貼る場所を変える
- 小さすぎるなら、2枚を並べず、貼る場所を日ごとに変えていく
- 刺激が強すぎる、弱すぎる場合は、強さを1〜2段階だけ動かす
それでも合わない場合は、サイズ違いを買い足すほうが近道です。2サイズを使い分けるほうが満足度が上がる方も多くいます。
費用は、1組の値段より1枚あたりで比べる

純正パッドは、同じ価格帯でも入数が1組2枚のものと2組4枚のものがあります。
そのため1組の値段だけを見ると比較になりません。値段を入数で割った1枚あたりで見てください。
大型のジャンボパッドのように2組4枚入りの製品は、1枚あたりで見ると標準サイズより安くなることがあります。
価格は時期や販売店で変わります。最新の価格はオムロン ヘルスケアストアのパッド一覧でご確認ください。
1枚あたりの値段より、1回あたりの値段で見る
もうひとつ大事なのが、パッド1枚で何回使えるかです。
ロングライフパッドのように1枚を長く使える設計のパッドは、単価が高めでも1回あたりでは安くなることがあります。
純正の寿命と交換時期は、オムロンのパッドの交換時期をまとめた記事で扱っています。
互換パッドは、サイズのほかに4点を確かめる
週に何度も使う方ほど、純正の消耗品代が負担になりがちです。互換パッドは1枚あたり200〜450円前後で買えます。
選ぶときは、ホックの径、サイズ、肌への試験の情報、水洗いの可否の4点を見てください。
低周波治療器用のパッドを扱う通販サイトであるRYNEXT+にも、標準サイズ、薄型、小型、立体形状とサイズ違いがそろっています。
よくある質問
Q. サイズの違うパッドを組み合わせて使ってもよいですか?
機種が対応していれば、片方を標準、もう片方を小型という組み合わせで使えます。
刺激を小さいパッド側へ集めたいときによく使う方法です。ただし同じ機器に対応したパッド同士にしてください。
Q. パッドを半分に切って小型として使えますか?
切らないでください。内部の電極が途中で切れると電流が均一に流れません。
機器の故障や肌のトラブルにつながります。切り口から粘着面の傷みも進みます。
Q. 自分の機器に合うサイズは、どう確かめますか?
- 取扱説明書の「対応パッド」の欄を確かめる
- いま使っているパッドのパッケージにある型番を控える
- メーカーの公式サイトで型番から対応機種とサイズを調べる
- 互換品なら、販売店ページの対応機種一覧に自分の機種があるか見る
Q. サイズが大きいほうが効果は高いですか?
そうとは限りません。大きいパッドは広く穏やかに効く作りで、強く効くわけではないためです。
同じ強さの設定なら、小さいパッドのほうが面積あたりの刺激は強くなります。
Q. 最初からサイズ違いを買いそろえる必要はありますか?
その必要はありません。まず標準サイズでパッドの使い方を試し、足りないと感じたサイズだけ買い足すのが無駄になりません。
肩と腰は標準で十分だが足裏にも使いたい、と気づいた時点で小型を足す。そんな進め方で構いません。
まとめ:広い部位は大きく、狭い部位は小さく
- パッドのサイズは、小型、標準、大型の3つで考える
- 標準サイズの目安は縦8〜10cm、横6〜7cm程度
- 肩、腰、太ももは標準から大型。足裏、指先、関節は小型
- サイズを変えたら、強さの設定を1段階見直す
- 選ぶ軸は、部位の広さ、刺激の好み、機器との対応の3つ
- 費用は1組の値段ではなく、1枚あたりと1回あたりで比べる
広い部位は大きく、狭い部位は小さく。この原則さえ押さえれば、サイズ選びで大きく外すことはほぼなくなります。
まずは標準サイズで土台を作り、足裏用の小型や背中用の大型を足していってください。
互換パッドは、お使いの機器との対応をご自身で確かめたうえでご購入ください。分からない点は各販売元へお問い合わせいただけます。
低周波治療器の使い方は取扱説明書に従ってください。皮膚に異常を感じた場合はパッドの使用を中止し、医師にご相談ください。

参考文献・参照サイト
- オムロン ヘルスケア:低周波治療器 エレパルス用 ロングライフパッド HV-LLPAD
- オムロン ヘルスケア:低周波治療器 大型電極パッド HV-BIG-PAD
- オムロン ヘルスケア:低周波治療器 ジャンボパッド HV-JPAD
- オムロン ヘルスケア:パッド 商品一覧
- オムロン ヘルスケア:低周波治療器 部位別の効果的な使い方
- エレコム:もう迷わない!低周波治療器の選び方
- エレコム:肩こり、腰痛…症状別!低周波治療器のパッドの貼り方
- エレコム:低周波治療器のパッドの寿命を延ばすお手入れ方法

