低周波治療器

低周波治療器のパッドを足裏に貼る位置と手順。土踏まずとふくらはぎの配置例

低周波治療器の本体とパッドを足元に置いた、足裏のケアを始める場面のイラスト
トモ

低周波治療器のパッドは、肩や腰なら痛むところへそのまま貼れます。ところが足裏となると、土踏まずのどこへ貼ればよいのか、すぐには決まりません。

貼る場所を決めないまま始めると、刺激が弱いまま15分が終わります。両足へ1枚ずつ分けるのは、取扱説明書が想定していないパッドの使い方です。

足裏のパッドの位置は機種ごとに決まっていて、取扱説明書の貼り位置ガイドに書かれています。この記事はオムロンとパナソニックの公式情報をもとに整理しました。

土踏まずとふくらはぎの組み合わせ方、片足ずつ進める理由、1回の時間と強さの目安まで扱います。読み終えると、自分の機種に合わせて足裏のパッドを貼る位置を決められます。

足裏で使うパッドの替えを探している人は、パッドを安く交換する方法と、種類別の互換品の選び方を先に読むと選びやすくなります。

足裏に低周波治療器のパッドを貼る基本の配置

足裏の土踏まずの辺りとふくらはぎに分けてパッドを貼る位置の図解

足裏へのパッドの貼り方は、機種の取扱説明書にある貼り位置ガイドが基準になります。ここではオムロンの低周波治療器であるHV-F5200のガイドを例に、配置と枚数の決まりを見ていきます。

貼り位置ガイドは機種ごとに違うので、手元の機種のガイドを開いてから読み進めてください。

土踏まずの辺りとふくらはぎに分けてパッドを貼る

オムロンHV-F5200の貼り位置ガイドでは、足裏は土踏まずの辺りとふくらはぎに貼ります。

足の裏だけで完結させず、ふくらはぎ側にも1組を貼る形です。1回のケアで足裏からふくらはぎまでをまとめて扱えます。

  • 足裏側は土踏まずのアーチの辺りに貼る
  • ふくらはぎ側はふくらみが高くなる位置に貼る

立ったまま位置を決めると、体重でアーチがつぶれて狙いがずれます。椅子に座って足を浮かせた姿勢で決めましょう。

パッドは左2枚か右2枚のどちらかだけを使う

オムロンHV-F5200の取扱説明書は、左パッド2枚か右パッド2枚のどちらかのみを使うことを求めています。

両足を一度に済ませたくなりますが、片足ずつ順番に進めてください。左右へ分けて貼るパッドの使い方は、次に扱う避けたい形にあたります。

パッドの枚数と貼り方は機種ごとに違うので取扱説明書で確かめる

低周波治療器と電気治療器では、機種によってパッドの枚数と貼り方が変わります。同じメーカーでも機種が変われば、必要な枚数が変わることがあります。

買い替えたときは、前の機種のパッドの貼り方をそのまま持ち込まないでください。

足裏にパッドを貼る前に確かめる皮膚と粘着面

椅子に座って足裏の汗と水気をタオルで拭いている場面のイラスト

パッドを貼る位置が決まっても、足の裏の皮膚と粘着面が整っていなければ、刺激の伝わり方が落ちます。ここでは低周波治療器を使ってよい状態かどうかを確かめます。

足裏の皮膚に傷やひび割れがないか見る

かかとのひび割れ、まめ、切り傷がある足の裏には、低周波治療器のパッドを貼らないでください。心臓の近く、頭部、顔、口中や陰部、皮膚疾患にもパッドを使わないでください。

出血するおそれがあるため外傷部へは使用しないでください。

明るい場所で足の裏を1度見てから貼ると、小さなひび割れを見落とさずに済みます。

汗と汚れを拭き取ってからパッドを貼る

足の裏は靴の中で蒸れやすく、汗や汚れがついたままパッドを貼ると粘着面が早く傷みます。粘着面が汚れたり傷んだりすると粘着力が落ちます。

タオルで足の裏の水気を拭き、肌が乾いてから貼りましょう。かかとにクリームを塗った日は、ぬるま湯で軽く洗い流してからにしてください。

パッドを貼るまでの手順

貼る前の準備は次の順に進めると、抜けが出ません。

  • 足の裏を明るい場所で見て、傷やひび割れがないか確かめる
  • タオルで汗と水気を拭き取り、肌が乾くのを数分待つ
  • 低周波治療器の電源が切れていることを確かめてから、パッドを本体に接続する
  • 体重を抜いた姿勢で、土踏まずやふくらはぎのパッド位置を決める
  • パッドの中央から外へ向けて空気を抜くように押さえ、しっかり密着させる

この順で進めると、貼り直しの回数が減るのでパッドの粘着面が長持ちします。刺激の届き方に偏りを感じたら、いったん電源を切ってから貼り直してください。

低周波治療器を足裏で使うときに避けたいパッドの貼り方

パッドの位置が合っていても、貼り方や体の状態しだいで低周波治療器を使わないほうがよい場面があります。足裏に特有の注意点は、貼る前にひと通り押さえておきましょう。

左右の足裏に分けてパッドを貼らない

オムロンHV-F5200の取扱説明書は、左右の腕、脚、足裏、ひじ、ひざに分けて貼らないことを求めています。

左右へ分けて貼ると、強いショックを受ける原因になります。両足をケアしたいときは、片足ずつ順番に使ってください。

内臓をはさむようにして使用しないという決まりもあります。足裏とお腹、足裏と背中をパッド1組でつなぐ貼り方も選びません。

感覚が鈍い足では刺激の強さを自分で判断できない

糖尿病などによる高度な末梢循環障害による知覚障害のある人は、低周波治療器を使う前に医師と相談してください。

感覚が鈍い足では、刺激の強さを自分で正しく判断できません。気づかないうちに強すぎる設定のまま使い続けてしまいます。

判断がつかないときは、機種の取扱説明書を持って主治医に聞いてみると、話が早く進みます。

低周波治療器を使う前に医師へ相談する条件

次に当てはまる人は、低周波治療器を使う前に医師へ相談してください。

  • 医師の治療を受けている人、薬を服用している人
  • 悪性腫瘍のある人、心臓や脳神経に異常のある人、血圧に異常のある人
  • 妊娠している人、出産直後の人、体温38℃以上(有熱期)の人、感染症疾患の人
  • 皮膚知覚障害または皮膚に異常のある人
  • 糖尿病などによる高度な末梢循環障害による知覚障害のある人

ペースメーカーなどの体内植込型医用電気機器や、心電計などの装着型医用電気機器を使っている人は絶対に使用しないでください。

ここは相談ではなく、使用を控える条件です。自分や家族に当てはまるものがないかを、パッドを貼る前に確かめておきましょう。

足裏で使う時間と強さの目安

低周波治療器の1回の使用時間と1日の合計時間を先に決めておくと、使いすぎを避けられます。強さの調節も、足裏では他の部位と少し勝手が違います。

1回15分・1日合計は30分または60分まで

低周波治療器は、どの部位に使用しても1日の上限時間は30分または60分と決まっています。

タイマー設定が15分の機種は合計30分、30分の機種は合計60分が上限にあたります。

1カ所15分を基本の治療時間とするメーカーもあり、回数は1カ所1日1回が目安です。同じ日に足裏、ふくらはぎ、腰と順に使うときも、合計はこの枠へ収めてください。

心地よく感じる強さで止める

弱い刺激から始め、ご自身の心地よい程度の刺激で使用してください。

足裏は皮膚が厚いため、他の部位と同じ設定では物足りなく感じます。強さを上げすぎると、パッドの縁だけがピリピリと痛みます。

長時間の治療は筋肉疲労をまねくので、上限の手前で切り上げましょう。

  • 最弱から少しずつ上げる
  • 心地よく感じたところで止める
  • 次回も同じ設定を目安にする

強さを上げてもパッドの刺激が届かないときは、設定より先に位置と粘着力を確かめてください。

次のような状態は、強さより先に対処します。

  • パッドがずれている
  • 粘着が落ちて浮いている
  • 汗で密着していない

該当があれば、貼り直しか粘着面の手入れから始めましょう。

足裏で使ったあとのパッドの手入れ

使い終わった低周波治療器のパッドを指の腹で水洗いしている手元のイラスト

足裏で使ったパッドは汗と皮脂を吸うため、肩や腰で使ったときより粘着力が早く落ちます。使い終わりのひと手間で、次に貼るときの伝わり方が変わります。

水洗いと自然乾燥の手順

オムロンHV-F5200の取扱説明書は、少量の水を流しながら指先で軽く数秒で洗う手順をすすめています。

洗ったあとは充分に水を切って粘着面を自然乾燥させましょう。ティッシュや布などで粘着面をふかないでください。

水洗いの回数にも目安があり、ご使用30回程度を1回の目安として10回ほどとされています。洗える回数には限りがあるので、粘着が戻らなくなったらパッドの交換へ切り替えましょう。

互換パッドは本体型番と端子形状を対応表で照らして選ぶ

純正品のほかに、対応型番と端子形状が合った互換パッドも選べます。手持ちの本体型番を先に確かめて、対応表と端子形状が合うものを選んでください。

オムロンなどの低周波治療器向けの互換パッドを扱う通販サイトであるRYNEXT+(リネクストプラス)にも、足裏で使えるサイズの交換パッドがあります。

RYNEXT+のパッド一覧ページでは、ロングライフ系や患部集中系など純正の系統ごとに対応品を確認できます。先に手持ちの本体型番を控えておくとスムーズに対応パッドを見つけられます。

型番を控えたあとは、種類別に互換パッドの選び方を整理した次の記事で候補を絞ってください。

あわせて読みたい
オムロンのロングライフパッドの粘着力が落ちたときの対処法と互換パッドの選び方
オムロンのロングライフパッドの粘着力が落ちたときの対処法と互換パッドの選び方

ほかのパッドを使っている人は、パッドの種類に合わせて次の記事を参考にしてください。

使っているパッドの種類は、本体の型番から取扱説明書で確かめられます。

よくある質問

Q. 足裏用のモードがない低周波治療器でも使えますか?

足裏専用のモードがなくても、取扱説明書の貼り位置ガイドに足裏が載っていれば使えます。強さは最弱から少しずつ上げて、心地よい範囲で止めましょう。

Q. 片足ずつケアするとき、低周波治療器の1日の合計時間は左右で分けてよいですか?

1日の上限は機種によって異なり、30分または60分と決まっているため、左右合わせてこの枠に収めます。手持ちの機種の上限は取扱説明書で確かめておきましょう。

Q. 足裏の冷えやしびれがあるときも低周波治療器を使えますか?

感覚が鈍い状態では刺激の強さを正しく判断しにくく、強すぎる設定で使い続けるおそれがあります。冷えやしびれが続くときは、低周波治療器を家庭で使う前に主治医へ相談してください。

まとめ

低周波治療器のパッドを足裏に貼るときは、取扱説明書の貼り位置ガイドが基準になります。オムロンHV-F5200では、土踏まずの辺りとふくらはぎに分けて貼る形です。

次の点を守ると、家庭でも足裏のケアに落ち着いて使えます。

  • 左右の足裏へ分けて貼らず、片足ずつ順番に使う
  • 貼る前に足の裏の皮膚と粘着面の状態を整える
  • 感覚の異常や皮膚のトラブルがあれば医師に相談する

時間と強さは、1日の合計30分または60分の枠に収め、弱い刺激から心地よい範囲で止めます。

使い終わったパッドは少量の流水で数秒洗い、自然乾燥させてから元のフィルムへ戻しましょう。この流れを身に付けると、忙しい日でも同じ手順で続けられます。

パッドの貼り方を部位別に見直したいときは、低周波治療器のパッドを貼る位置のガイドが全身の配置例をまとめています。

低周波治療器の仕組みを整理したいときは、低周波治療器の基礎知識ガイドも合わせて読んでください。

洗っても貼りつかなくなったパッドを替えるときは、使っているパッドに合う互換品を次の記事で確かめてください。

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ほかのパッドを使っている人は、パッドの種類に合わせて次の記事を参考にしてください。

使っているパッドの種類は、本体の型番から取扱説明書で確かめられます。

参考情報

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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