低周波治療器

低周波治療器の温熱パッドは、温熱対応の表記があるものを選ぶ

低周波治療器の温熱パッドを肩に貼った女性と、本体・交換パッドを配置した解説画像
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温熱機能つきの低周波治療器には、温熱対応と書かれたパッドを使ってください。通常の低周波用パッドとは作りが違います。

取り付け自体はできてしまうため見落としやすいところ。温まり方が弱くなったり、熱でゲルが早く傷んだりします。

この記事では、通常パッドとの違い、買う前の確認点、3つの選択肢の比べ方、長持ちさせる手入れを順に説明します。

  • この記事には、低周波治療器用のパッドを扱う通販サイトであるRYNEXT+の商品紹介が含まれます
  • 記載の価格と保証の条件は執筆時点のものです。最新の内容は販売元でご確認ください
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温熱対応パッドは、熱も伝えることを前提に作られている

温熱対応パッドの電極層・ジェル層・温熱伝達面を示した構造図

温熱低周波治療器は、本体側で発熱し、パッドを介して肌へ温かさを伝えます

ここに、通常の低周波パッドにはない条件が生まれます。

比べる点通常の低周波パッド温熱対応パッド
ゲルの役目電気を肌へ伝える電気に加えて熱も伝える
熱への強さ加熱は想定していない繰り返しの加熱を想定した組成
温熱機種で使うと温まりが弱く、傷みも早い設計どおりに働く

熱をうまく伝えられないと、温熱コースの体感が弱まる

通常パッドのゲルは、電気を伝えるための作りです。

温熱対応パッドは、熱もなめらかに伝わるようゲルの厚みや配合が変えてあります

そのため通常パッドを温熱機種へ流用すると、温まり方が弱くなることがあります。

繰り返し温められるため、熱に弱いゲルは早く乾く

温熱機能つきの機器は、1回20〜30分の使用中にパッドを繰り返し温める作り。

熱に弱いゲルだと乾燥が早まり、短い期間で粘着力が落ちてしまいます

温熱対応をうたうパッドは、この点を踏まえた組成になっています。

通常パッドを温熱機種に使うと、3つの不都合が起きる

形とホックが合えば取り付けはできます。ただし次のことが起きやすくなります。

  • 熱の伝わりが鈍く、温熱コースの体感が弱まる
  • ゲルが熱で傷みやすく、持ちが極端に短くなる
  • 機種によっては温度センサーが反応せず、温熱モードが動かない

温熱機種には、温熱対応と明記されたパッドを使ってください。

機種選びやお手入れの基本は、オムロンの温熱低周波治療器の選び方をまとめた記事で扱っています。

温熱パッドを買う前に確かめる5点

温熱パッド選びの5つのチェックポイントをまとめたチェックリスト画像

温熱対応かどうかだけで選ぶと、温まるけれどすぐ剥がれる、サイズが合わず温まり方にむらが出るといったことが起きます。

次の5点を順に確かめてください。

1つ目:コードをつなぐホックの径が合っているか

パッドは、本体コードとつなぐホック(スナップボタン)の径が合わないと取り付けられません。

家庭用の温熱低周波治療器は2.3mmが多い一方、3.9mmの機種もあります

  • 取扱説明書の「対応パッド」の欄を確かめる
  • いま使っている純正パッドのパッケージにある径の表示を見る
  • メーカーの公式サイトで機器の型番から調べる
  • 分からない場合は、購入先へ機種名を伝えて確かめる

2つ目:温熱対応と書かれているか

商品名や商品ページに、温熱低周波用、温熱対応、ホットタイプといった表記があるかを見ます。

記載がないパッドは、通常の低周波用と考えてください。

3つ目:貼る部位に合う大きさと形か

温熱パッドは、肩や腰など面で温めたい部位に使うことがほとんどです。

標準サイズが基準になります。狭い場所を温めたいなら小型という使い分けです。

肩や背中のように丸みのある部位では、平らなパッドだと端が浮き、温まる場所と冷たい場所のむらができます。立体形状のものを選ぶと密着します。

4つ目:水洗いで粘着力が戻る素材か

温熱パッドは温められるぶん、通常パッドより粘着力が落ちやすい消耗品です。

洗って粘着力が戻る素材なら、パッドを使える期間が延びます。商品ページに水洗いできる記載があるか確かめてください。

5つ目:1枚あたりいくらか

温熱モードを毎日使う方ほど、パッドの減りは早くなります。

総額が安く見えても枚数が少なければ割高です。値段を枚数で割った1枚あたりで比べてください

選択肢は3つ。純正、格安の互換品、パッド専門ブランド

純正パッド・格安互換品・専門ブランド品を比較した画像
種類1枚あたりの目安温熱対応の表記気をつける点
純正パッド約750〜1,000円あり毎日使うと消耗品代が膨らむ
格安の互換品約150〜250円無いものが多い温熱モードで働かない場合がある
パッド専門ブランド約116〜200円あり対応機種の確認が必要

純正は確実だが、毎日使うと消耗品代が膨らむ

機器を作っているメーカーが出している純正品です。その機器に合わせて作られているぶん、品質と適合はもっとも安定します。

価格は1組2枚で1,500〜2,000円前後。毎日使う方が純正だけで続けると、年間の消耗品代がかなりの額になります

格安の互換品は、温熱対応の表記が無いものが大半

大手の通販サイトに並ぶ数百円台の互換品です。値段だけを見れば最安になります。

ただし温熱対応をうたわない通常タイプが大半で、温熱機種との相性は確かめようがありません。

すぐ剥がれて交換の回数が増えると、結局は割高になることもあります。

専門ブランドは、温熱対応の表記と試験の情報がそろう

ゲルの素材や熱の伝わり方を前提に作られた、パッド専門ブランドの互換品です。

純正より安く、格安品より情報がそろっている位置づけ。温熱対応の明記に加え、肌への試験や返金の条件を公開しているブランドが増えています。

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5点を満たす製品の一例と、年間費用の試算

肩に温熱低周波パッドを貼ってくつろぐ女性の画像

ここまでの5点を満たす例として、RYNEXT+の温熱低周波用パッド「ホットエルパレス」を挙げます。

  • 温熱対応と明記され、繰り返しの加熱を前提としたゲルを使っている
  • 標準サイズで、肩、腰、太もも、ふくらはぎへ貼れる
  • 水洗いで粘着力が戻る作りになっている
  • 12枚(6組)入り1,391円から。1枚あたり約116円
  • 返金の条件が公開されており、対応機種は購入前に問い合わせられる

パッドを週5日使う場合、年間で24枚ほど必要になる

週5日、1日1回に1組(2枚)を使い、1枚が25回ほどで寿命を迎えると仮定します。

この条件だと、年間で24枚ほど必要になる計算です。

種類1枚あたり年間24枚
純正の温熱パッド約875円約21,000円
格安の互換品約200円約4,800円
ホットエルパレス約116円約2,784円

純正と比べると年間で1万8,000円ほどの差が出る計算になります。

ただし格安品は温熱対応の表記が無いことが多く、金額だけでは比べられません。温まり方と持ちを含めて判断してください

合うかどうかは部位や肌質で変わります。まず少量から試すのが安全です。

機器そのものの使い心地は、オムロン HV-F312 温熱低周波治療器の実証レビューで扱っています。

温熱パッドを長持ちさせる、使い方と手入れ

温熱低周波パッドを少量の水滴でやさしく洗う手元の画像

温熱パッドは、通常のパッドより傷みが早い消耗品です。手入れ次第で持ちがかなり変わります。

貼る前に、肌の皮脂とクリームを拭き取る

貼る前に肌の皮脂、汗、クリームを拭き取ることが、持ちをいちばん左右します。

入浴後か、濡れタオルで拭いたあとに使うのが理想。乳液や日焼け止めを塗った直後は避けてください

温度を上げすぎない。じんわり温かい程度で十分

温熱は、強くするほど効くというものではありません。

最高温度で長く使い続けるとゲルの傷みが早まります。低温やけどの危険も上がります。

1回20〜30分を目安に、心地よいと感じる温度で使ってください。

粘着力が落ちてきたら、常温の水で洗って自然乾燥させる

  • 常温の水でゲル面を軽く洗い流す
  • 指の腹でやさしくなでる程度。ごしごしこすらない
  • 石けん、洗剤、スポンジは使わない
  • 洗ったあとは自然乾燥。ドライヤーと直射日光は避ける

保管は、乾燥と高温を避ける

持ちをいちばん縮めるのは乾燥です。使い終わったら付属の保護フィルムへ必ず貼り戻してください。

  • 直射日光の当たる場所、車内、暖房の近くには置かない
  • 夏場に冷蔵庫へ入れるなら冷蔵室にする。湿度の高い野菜室は避ける
  • ゲル面同士をくっつけて保管しない。剥がすときに傷む

肩こりで温熱パッドを使う方は、肩こりのセルフケアの順番をまとめた記事もあわせて読むと組み合わせ方が分かります。

よくある質問

Q. 通常の低周波パッドを温熱機種に使っても大丈夫ですか?

ホックの径が合えば取り付けはできます。ただし温まり方が弱まったり、ゲルが熱で早く傷んだりします。

機種によっては温度センサーが反応しないこともあるため、温熱対応と書かれたパッドを使ってください。

Q. 低温やけどが心配です。どう防ぎますか?

低温やけどは、同じ温度に長く触れ続けることで起きます。1回20〜30分以内を守ってください。

同じ場所へ毎日長時間続けるのも避けます。赤みやぴりぴり感が出たら中止し、続く場合は医師へご相談ください。

Q. 温度が高いほうが効きますか?

そうではありません。温めてから電気刺激を加えると筋肉がゆるみやすい、というのが温熱低周波の考え方です。

温度を上げることが目的ではないため、取扱説明書がすすめるコースで使ってください。

Q. 交換の時期はどう判断しますか?

  • 水洗いしても粘着力が戻らない
  • ゲル面が変色したり、ひび割れたりしてきた
  • 同じ設定なのに刺激や温まりが弱く感じる
  • パッドの端が剥がれて密着しなくなった

Q. 肌が弱くても使えますか?

肌が弱い方は、肌への試験を実施している製品から選ぶと判断しやすくなります。

はじめて使うときは短い時間と低めの温度で試し、肌の様子を見てください。

まとめ:温熱対応の表記を確かめ、1枚あたりで比べる

ポイント
  • 温熱機能つきの機器には、温熱対応と明記されたパッドを使う
  • 通常の低周波パッドは、温まり方が弱まり持ちも短くなる
  • 確かめるのは、ホックの径、温熱対応の表記、大きさと形、水洗いの可否、1枚あたりの値段
  • 選択肢は純正、格安の互換品、パッド専門ブランドの3つ
  • 貼る前に肌を拭き、洗って自然乾燥、保護フィルムへ戻すのが持たせる基本
  • 1回20〜30分を守り、温度は心地よい範囲までにする

温熱低周波治療器は、消耗品の費用が続けやすさを左右する機器です。

だからこそ、温熱対応と明記されたパッドを、1枚あたりの値段で比べて選ぶことが長く続けるコツになります。

この記事で例に挙げたのはRYNEXT+の温熱パッドです。お使いの機器との対応は、ご自身で確かめたうえでご購入いただけます。

機器と温熱機能の使い方は取扱説明書に従ってください。皮膚に異常を感じた場合はパッドの使用を中止し、医師にご相談ください。

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参考文献・参照サイト

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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