低周波治療器

低周波治療器は価格で何が変わるか。7千円台から4万円台までの違い

価格帯の違うオムロンのHV-F013、HV-F1200、HV-F5300を木のテーブルに並べた様子
トモ

低周波治療器の値段は、同じオムロンの製品だけを見ても7千円台から4万円台まで開きがあります。

価格が上がると何が増えるのかを先に知っておけば、自分に要らない機能へお金を払わずに済みます。

この記事では、2026年10月時点のオムロン ヘルスケアストアの低周波治療器の一覧に並ぶ機種を題材に、価格帯ごとの違いと予算の決め方をまとめました。

本体を買ったあとに続くパッド代も抑えたいときは、パッドを安く交換する方法と、種類別の互換品の選び方も参考になります。

低周波治療器の価格で変わるのは、主に4つの点

公式ストアの商品ページを見比べると、価格の差は次の4つの点に表れています。

  • モードの数と強さの段階(5モード・10段階から30段階まで)
  • 付属するパッドの種類と枚数
  • 温める機能があるかどうか
  • 電源の方式と本体の大きさ(乾電池式の小型機から、電源アダプタで動く据え置き型まで)

どれも価格が高いほど充実しますが、すべての人に必要なわけではありません。次の節から、価格帯ごとに増える機能と低周波治療器の向いている使い方を見ていきます。

低周波治療器は価格帯によらず管理医療機器として売られている

この記事で取り上げた機種は、どれも商品ページに「管理医療機器」と医療機器認証番号が書かれています。値段が安いから認証がない、という関係ではありません。

ほかの店で安い機種を選ぶときも、認証番号の表示を先に確かめてください。

ペースメーカーなどの体内植込み型医用電気機器と低周波治療器の併用は、どの価格帯の機種でも禁止されています。

7千円〜1万円台前半の低周波治療器は乾電池式の基本モデル

乾電池式のオムロンHV-F022と替えのロングライフパッドを机に置いた様子

いちばん手に取りやすいのは、手のひらに収まる乾電池式の機種です。2026年10月時点のオムロン ヘルスケアストアでは、次の3機種がこの価格帯に並んでいます。

  • 5つのモードを備えた小型機であるHV-F013:7120円
  • エレパルスシリーズの低周波治療器であるHV-F022:10080円
  • 12種類のモードを備えた低周波治療器であるHV-F230:11900円

3機種とも単4形アルカリ乾電池2個で動き、ロングライフパッドが1組付いてきます。違いはモードの数と強さの段階です。

低周波治療器の価格が近くても、モードの数と強さの段階は違う

いちばん安いHV-F013は、「腕/肩」「腰」「足裏/ふくらはぎ」「もむ」「リズムたたき」の5つのモードと10段階の強さです。

HV-F230では12種類のモードと20段階の強さに増え、部位別やもみ方別のプログラムから選べるのが特長です。

肩や腰など決まった場所にだけ使うなら、HV-F013の5つのモードで足ります。日によって場所やもみ方を変えたいときは、モードの多い機種のほうが使い分けやすくなります。

ロングライフパッドは3機種で共通、交換費用も同じ

3機種に付いているロングライフパッドは、商品ページに水洗いしながら約300回使えると書かれています。水洗いの目安は使用30回ごとに1回で、10回ほど洗えます。

交換用のパッドはHV-F022の商品ページの関連商品に並んでいて、1組2750円です。

パッドの費用は本体の価格に関係なく同じなので、この価格帯は本体の差額とモードの数だけで比べられます。

交換用パッドの費用をさらに抑えたいときは、系統ごとの互換パッドを比べた次の記事が役立ちます。

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ほかのパッドを使っている人は、パッドの種類に合わせて次の記事を参考にしてください。

使っているパッドの種類は、本体の型番から取扱説明書で確かめられます。

2万円前後の低周波治療器は大型パッドや温める機能が加わる

2万円前後になると、パッドの形や温める機能に特徴のある機種が並びます。2026年10月時点のオムロン ヘルスケアストアの価格は次のとおりです。

  • 3D大型パッド付きの低周波治療器であるHV-F1200:19800円
  • 充電式の温熱低周波治療器であるHV-F321:18480円
  • 同じ温熱タイプの低周波治療器であるHV-F312:19800円
  • 同じ温熱タイプの低周波治療器であるHV-F313:19980円

温熱タイプの3機種は、温熱低周波治療器の一覧にまとめて載っています。ここからは3D大型パッドと温熱タイプの順に、何が加わるのかを見ていきます。

3D大型パッドは1枚に3つの電極がある

3D大型パッド付きのHV-F1200は、1枚に3つの電極を備えた大型のパッドを使います。「3D」ボタンを押すと左右6つの電極に違う電流が流れ、手でもまれるような刺激が届く仕組みです。

選んだ電極に電流を集める位置調節ボタンもあるため、背中や腰の広い範囲と、気になる1か所の両方に使い分けられます。

電源は単3形アルカリ乾電池4個で、本体の重さは約480gです。持ち運び用のキャリングバッグも付いてきます。

温熱タイプは温めてから低周波で刺激する

温熱タイプのHV-F321には、患部を約30秒間温めてから約60秒間低周波で刺激するコースがあります。本体は充電式なので、電源コードを気にせず会社や旅行先でも使えます。

冷えるとこりがつらく感じる人や、温めながら刺激を受けたい人は、温熱タイプが2万円前後の予算で選べる候補です。

付属品は温熱導子コードと粘着パッドの組み合わせです。乾電池式の基本モデルとは、パッドの種類も違います。

3万円以上の電気治療器は4枚のパッドと30段階の強さ

据え置き型のオムロンHV-F5300と4枚の患部集中パッドをテーブルに並べた様子

3万円を超えると、机に置いて使う大きな本体の電気治療器になります。2026年10月時点の電気治療器の一覧に並ぶのは、次の2機種です。

  • 据え置き型の電気治療器であるHV-F5300:35800円
  • 大型ヒーターサポーター付きの電気治療器であるHV-F9550:47800円

どちらも専用の電源アダプタにつないで使う、重さ約1200gの本体です。

患部集中パッドを4枚使い、強さは30段階

据え置き型のHV-F5300は患部集中パッドを4枚使い、こり用のコースでは広い範囲へ電流を流します。痛み用のコースでは、パッドの中心部に電流が集まる仕組みです。

強さは本体のダイヤルで30段階に調節でき、パッドを貼る位置も画面に表示されます。

差額はヒーターサポーターが要るかで判断する

ヒーターサポーター付きのHV-F9550は、HV-F5300と同じ付属品に大型ヒーターサポーターが加わった構成です。

2機種の価格差は12000円です。温めながら使う場面が多いかどうかで決めると、無駄がありません。

4枚のパッドで広い範囲を一度に刺激したい人や、強さを細かく合わせたい人には、この価格帯が向いています。

低周波治療器の価格帯ごとの違いを表で比べる

ここまでの内容を、価格帯ごとに表へまとめました。

価格帯機種の例モードと強さ付属のパッド温める機能電源
7千円〜1万円台前半HV-F013・HV-F022・HV-F2305モード・10段階〜12種類・20段階ロングライフパッド1組なし単4形乾電池2個
2万円前後HV-F1200・HV-F321など3つの自動コース(HV-F1200)・20段階(HV-F321)3D大型パッド・粘着パッド温熱タイプにあり単3形乾電池4個・充電式
3万円以上HV-F5300・HV-F955030段階患部集中パッド4枚HV-F9550はヒーターサポーター付き専用の電源アダプタ

使いたい場所と必要な機能に合う行を表から探すと、払うべき価格帯が絞れます。

低周波治療器の予算を決める前に確かめたい3つのこと

低周波治療器の外箱の側面の表示を手に取って確かめている様子

本体の価格だけで決めると、買ったあとに困ることがあります。購入前に次の3点を商品ページで確かめておくと安心です。

  1. 医療機器認証番号の表示:商品ページや外箱に書かれているかを見ます。
  2. 交換用パッドの型番と価格:パッドは消耗品なので、純正品を続けて買えるかを確かめます。
  3. 電源の方式:乾電池式は電池の買い置きが要り、電源アダプタ式はコンセントの近くで使うことになります。

この3点を押さえておけば、買ったあとに続く費用や手間まで含めて機種を比べられます。

よくある質問

Q. 安い低周波治療器でも、刺激の強さは足りますか?

いちばん安いHV-F013でも、強さは10段階で切り替えられます。弱い刺激から試して、物足りなければ段階を上げてください。

強さの段階を細かく選びたい人は、20段階のHV-F230や30段階のHV-F5300が候補になります。

Q. 温熱タイプと据え置き型の電気治療器は、どちらを選べばよいですか?

温熱タイプのHV-F321は充電式で、会社や旅行先にも持って行けます。据え置き型のHV-F5300は、4枚のパッドと30段階の強さで家の中でじっくり使う機種です。

持ち歩くかどうかで選ぶと、使わない機能にお金を払わずに済みます。

Q. 安い機種と高い機種で、パッドの交換費用は変わりますか?

乾電池式の3機種はロングライフパッドが共通で、交換用は1組2750円です。据え置き型のHV-F5300が使う患部集中パッドも、交換用は1組2750円で売られています。

ただしHV-F5300はパッドを4枚使うため、すべて替えるときは2組分が必要です。

まとめ

低周波治療器の価格の違いは、モードの数、パッドの種類、温める機能、電源の方式に表れます。

  • 肩や腰など決まった場所に使うなら、7千円〜1万円台前半の乾電池式で足ります
  • 広い範囲を刺激したい、温めながら使いたいなら、2万円前後の3D大型パッドや温熱タイプが候補です
  • 4枚のパッドと30段階の強さで細かく合わせたいなら、3万円以上の電気治療器を選びます

価格は購入先や時期で変わります。買う前に販売ページで最新の価格を確かめてください。

機種ごとの違いはオムロンの低周波治療器を部位・場所・パッドで比べた記事で確かめられます。

低周波治療器の基礎知識をまとめた記事と合わせて読むと、自分に合う1台が選びやすくなります。

予算に合う価格帯が決まったら、買ったあとに続くパッド代を抑える方法も確かめておくと、長く使うときの費用まで見通せます。

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ほかのパッドを使っている人は、パッドの種類に合わせて次の記事を参考にしてください。

使っているパッドの種類は、本体の型番から取扱説明書で確かめられます。

参考情報

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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