低周波治療器

低周波治療器をつけたまま寝てもいい?就寝中に使わない理由と寝る前の使い方

夜の寝室のサイドテーブルに置いた低周波治療器とパッドのイメージ
トモ

寝る前に低周波治療器のパッドを腰へ貼り、そのまま朝まで眠ってしまったことはありませんか?

家庭用の低周波治療器は、眠っている間に使う機器ではありません。オムロンの機器では、寝ているあいだの使用は禁止事項とされています。

知らずに朝までつけたままにすると、肌に赤みやかゆみが出ることがあります。パッドの粘着面も傷み、買い直しの出費につながります。

この記事でまとめたのは、就寝中に低周波治療器を使わない理由と、寝る前に使うときの終わらせ方です。自動で電源が切れる時間が、見守りの代わりにならない理由も載せました。

朝までつけたままにしてパッドが傷んだ人は、パッドを安く交換する方法と、種類別の互換品の選び方も参考にしてください。

低周波治療器をつけたまま眠ってはいけない理由

家庭用の低周波治療器は、起きているあいだに使い、終わったらパッドをはがすことを前提に作られています。

低周波治療器をつけたまま眠ってはいけません。低周波治療器を寝ているあいだに使うのは、取扱説明書で禁じられている使い方です。

オムロンの携帯型の低周波治療器HV-F1200-J(乾電池で動く持ち運べるモデル)は、寝ているあいだには使えません。据え置き型の低周波治療器でも、就寝時の使用は認められていません。

腰に巻いて温められるHV-F5500(据え置き型の大きめのモデル)でも、扱いは同じです。眠っていると確かめられなくなるのは、次の3点です。

  • 低周波治療器の刺激が強すぎないかどうか
  • パッドを貼った肌が赤くなっていないか
  • 温めている部分が熱くなりすぎていないか

どれも、起きているときなら自分で気づいて手を止められます。低周波治療器は、その前提で作られた機器だと考えてください。

低周波治療器は、使う人が自分の感じ方で強さを決める前提の機器です。刺激の感じ方には個人差があるためです。

眠ってしまうと、その日の体調に合わせて止める判断ができません。低周波治療器は、弱い刺激から始めて心地よい程度で使う機器です。

低周波治療器を寝ながら使うと、体とパッドに何が起きるのか

眠っていると気づけない刺激の強さ、肌の赤み、熱のこもりを並べた説明図

眠ってしまうと、低周波治療器の刺激も肌の変化も自分では確かめられません。ここで起きる問題は大きく3つに分かれるので、順に見ていきます。

困りごと①:低周波治療器の刺激が強すぎても、眠っていると気づけない

低周波治療器の強さは、心地よいと感じる範囲で止めるのが基本です。眠ってしまうと、その範囲を越えていても手を止められません。

目が覚めたときに肌がチクチクしていたら、強さが合っていなかった合図です。次に使うときは一段階弱くしておくと、朝の不快感を減らせます。

困りごと②:低周波治療器のパッドを貼り続けると、肌が赤くなる

低周波治療器のパッドは、同じ場所に貼り続けないことになっています。携帯型のHV-F1200-Jでは、同一箇所に30分以上の使用は禁止されています。

据え置き型のHV-F5500では、パッドを1カ所に60分以上続けて使わないようにとの注意書きがあります。肌が赤くなったりチクチクしたりするときは、当てている時間が長すぎます。

低周波治療器のタイプ電源が自動で切れるまで同じ場所に貼り続けてよい上限
携帯型(HV-F1200-J)約15分30分より短く
据え置き型(HV-F5500)約30分60分より短く

どちらも、朝まで貼り続ける想定にはなっていません。寝る前に使うなら、電源が切れたあとにパッドをはがすまでを一続きにしておくと、肌の赤みを防げます。

寝返りでパッドの端がめくれると、粘着面がパジャマに貼りつきます。朝に無理にはがすと粘着面がいたみ、パッドの交換が早まる原因になります。

困りごと③:温める機能を布団の中で使うと、熱がこもる

温める機能の付いた低周波治療器は、布団の中や毛布の下では使えません。熱がこもる状態になるためです。

タオルなどで覆ったまま眠ると、低温やけどにつながる恐れがあります。

温める機能を使うのは、1カ所につき30分より短い時間にとどめてください。眠る前に体を温めたいときは、布団へ入る前に終わらせておくと、低温やけどを避けられます。

低周波治療器の自動停止は、就寝中の見守りの代わりにならない

電源が自動で切れたあともパッドが肌に残ることを示す説明図

低周波治療器には、決まった時間がたつと電源が切れる仕組みがあります。携帯型のHV-F1200-Jは、治療開始から約15分で電源が切れます。

据え置き型のHV-F5500では、約30分で治療が終了し、自動で電源がオフになる仕組みです。ここまでは、切り忘れを防ぐための働きにすぎません。

電源が切れても、パッドは肌に貼られたままです。そのまま朝を迎えると、6時間も7時間も貼り続けることになります。

寝返りでパッドがはがれた場合も、3分以上たてば電源が切れる仕組みです。それでも残る問題が2つあります。

  • 低周波治療器のパッドが、朝まで肌に貼られたままになる
  • はがれたパッドの粘着面が、パジャマや布団の繊維で汚れる

自動で電源が切れることと、パッドを外すことは別の話です。電源が切れたあとにパッドをはがすところまでが、低周波治療器の使い終わりです。

低周波治療器を1日に何分使ってよいかは、「低周波治療器の使いすぎを防ぐ目安」の記事にまとめています。時間の目安を先に知っておくと、寝る前の1回を決めやすくなります。

低周波治療器は、3分なにも操作しないだけで電源が切れる

低周波治療器の電源を入れたあと、約3分なにも操作しないと電源が切れます。据え置き型のHV-F5500も、電源を入れて約3分以内に始めないとオフになります。

どちらの動きも、そばに人がいて操作することを見込んだ作りです。低周波治療器は、寝ついたあとの体を見張る機器ではありません。

電源を入れたまま準備に手間取ると、始める前に切れてしまいます。パッドを先に貼ってから電源を入れておくと、入れ直さずに始められます。

寝る前に低周波治療器を使うときの注意点

寝る前にパッドを収納ケースへ戻して片づける手元の場面

寝る前に低周波治療器を使うこと自体は、禁じられていません。問題になるのは、使ったまま布団に入ることです。

布団へ入る前に、次の4つを順番に終わらせてください。

  • 低周波治療器の電源が切れたことを画面で確かめる
  • パッドのフチを持って、肌からゆっくりはがす
  • パッドをパッドホルダーの凹凸面へ貼りつけ、導子コードを巻く
  • 低周波治療器の本体とパッドを、寝床から離した場所へ置く

電源を切ることと、パッドをはがすことは必ずセットです。はがし忘れたまま眠ると、粘着面が寝具にくっついて汚れます。

粘着面がべとついてきたときは、冷蔵庫の冷蔵室で一晩おいてください。眠っているあいだに手入れが進むので、翌朝はパッドを貼りやすくなります。

低周波治療器のパッドの粘着力が戻らなくなったら交換する

毎晩はがして片づけていても、パッドの粘着面はいつか傷みます。水洗いしても粘着力が戻らないときは、交換の時期です。

選ぶときに最初に確かめるのは、お使いの機種に合うかどうかです。低周波治療器のパッドは機種ごとに専用で、他の機種のパッドは使えません。

純正のパッドのほかに、オムロンの低周波治療器向けの互換パッドを扱う通販サイトであるRYNEXT+もあります。ロングライフパッドや温熱パッドなど、純正の系統ごとに対応品が用意されています。

互換パッドの一覧ページで、お使いの機種に合う系統を先に確かめておくと安心です。RYNEXT+は取扱先の一例であり、当サイト(ビリログ)とは別サイトです。

貼りっぱなしで粘着力が落ちたパッドの替えを選ぶ手順は、次の記事にまとめています。

あわせて読みたい
オムロンのロングライフパッドの粘着力が落ちたときの対処法と互換パッドの選び方
オムロンのロングライフパッドの粘着力が落ちたときの対処法と互換パッドの選び方

ほかのパッドを使っている人は、パッドの種類に合わせて次の記事を参考にしてください。

使っているパッドの種類は、本体の型番から取扱説明書で確かめられます。

朝まで痛みが気になる人が、低周波治療器の代わりにできること

夜中に痛みで目が覚めるほどつらいときは、低周波治療器を長く当てるより先に確かめたいことがあります。

痛みが続くときや体に不安があるときは、低周波治療器を使う前に医師へ相談してください。低周波治療器を使ってはいけない人や、相談が必要な状態が決められています。

医師に相談してから使う人には、たとえば次のような場合があります。

  • 医師の治療を受けている人や、体に異常を感じている人
  • 体温が38度以上あるときや、感染症にかかっている人
  • 皮膚の感覚が鈍い人や、皮膚に異常のある人

当てはまる場合は、自己判断で朝まで使う方向へ進めないでください。低周波治療器の使い方そのものは、「低周波治療器の基礎知識」の記事で確かめられます。

就寝中に使えないぶん、寝る前の1回で終わらせると考えてください。夜勤明けで昼に眠る人にも、同じ順番が向きます。

痛みで眠れない日が続くときは、低周波治療器を使い続けるより受診を考えてください。家庭用の機器は、診断や治療の代わりにはなりません。

よくある質問

Q. 低周波治療器をつけたまま寝てしまったときは、どうすればいいですか?

目が覚めたらすぐにパッドをはがし、肌の色とかゆみを確かめてください。赤みや発疹、かゆみがあるときは、低周波治療器の使用を中止します。

Q. タイマーが付いた低周波治療器なら、寝ながら使ってもいいですか?

いいえ、タイマーが付いていても、低周波治療器を寝ながら使う前提にはなっていません。自動で電源が切れるのは切り忘れを防ぐためで、肌の見守りは代わりにできません。

Q. 寝る前に低周波治療器を使うのは、布団に入る何分前がいいですか?

決まった分数はありません。電源が切れて、パッドをはがし、片づけまで終えたら布団に入って大丈夫です。

Q. 低周波治療器のパッドは、はがしたあとどこへ置きますか?

パッドをパッドホルダーの凹凸面に貼りつけ、導子コードを巻きつけます。寝床の近くへ置いたままにせず、決まった置き場所へ戻してください。

Q. 低周波治療器を寝ながら使うと、寝つきはよくなりますか?

寝つきがよくなるとは言えません。低周波治療器は、こりをほぐす目的で使う機器です。

眠りへの働きを当てにして、低周波治療器をつけたまま寝ないでください。

まとめ

低周波治療器をつけたまま眠るのは、家庭用の機器では想定されていない使い方です。ここまでの要点をまとめます。

  • 低周波治療器は、寝ているあいだに使う機器ではない
  • 携帯型は約15分、据え置き型は約30分で電源が自動的に切れる
  • 電源が切れてもパッドは肌に残るので、はがすまでが終わりになる
  • 温める機能を布団の中で使うと、熱がこもって危ない
  • 肌に赤みやかゆみが出たら、低周波治療器の使用をやめて医師へ相談する

寝る前の1回を、電源が切れてパッドを外すところまで終わらせる。この順番を決めておけば、朝まで貼りっぱなしにする心配がなくなります。

寝る前に使い続けて傷んだパッドを交換するときは、次の記事で互換品の選び方を確かめてください。

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ほかのパッドを使っている人は、パッドの種類に合わせて次の記事を参考にしてください。

使っているパッドの種類は、本体の型番から取扱説明書で確かめられます。

参考情報

運営者
トモ
トモ
低周波治療器専門ブロガー
元工場勤務の37歳。現場作業で痛めた腰を救ってくれた低周波治療器に魅了され、専門ブログ「ビリログ」を開設。現在は大阪で2人の子供を育てる傍ら、数々のセルフケア機器を検証中。実体験に基づいた低周波治療器のレビューなどを本音でお届けします。
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